“過労”のドジャース大谷翔平 ロバーツ監督に求められるのは「放任」ではなく「制止」
大谷翔平(30=ドジャース)の次回登板は日本時間6日のアストロズ戦に決まった。
投手復帰3試合目の登板だった6月29日のロイヤルズ戦で、メジャー入り後自己最速の164キロをマーク。160キロ超えが5球もあった負担を考慮されたのか、これまで中5日だった登板間隔が初めて中6日になった。
初登板から投げて打席にも立つリアル二刀流を継続しているのはもちろん、登板日の前後も休みなし。登板が本格化しているのに、大谷が休んだのは父親リスト入りした2日間だけ。2日、大谷に休みを与えるかと聞かれたロバーツ監督は「ノー」と答えたように、今後も投打のフル回転を継続するつもりらしい。
当初、球宴後だった投手復帰の前倒しは、本人の意向をくんだもの。ライブBPをやってから打者として試合に出場するのはダブルヘッダーのようで負担が大きいという主張を球団や首脳陣が受け入れた。