佐藤信人が見た米ツアーの凄い奴ら
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D・フリッテリは入れ替え戦を覚悟した直後に米ツアー初V
全英OP前週の「ジョンディア・クラシック」で米ツアー初優勝を遂げたディラン・フリッテリは南アフリカ出身です。 1990年にヨハネスブルクに生まれて、父親は保険会社オーナー、母親は体育の先生。…
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J・ハーマンはトランプ助言を受け崖っぷちからツアー2勝目
全英オープン開催週に行われた米ツアー「バーバソル選手権」を制したのが、トランプ大統領のゴルフ友達で知られるジム・ハーマンです。 彼のツアー生活はトランプ大統領抜きには語れないほどです。 …
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S・ローリー 過酷なリンクスに順応したプレースタイル
今年の全英オープンは68年ぶり2度目の北アイルランド開催で、前売りチケットが完売するなど異様な盛り上がりを見せました。 地元の期待を一身に背負ったのは、16歳の時に会場でコースレコード61を…
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全英オープン開幕直前までの流れではJ・ラームにV好機
今季メジャー最終戦の第148回全英オープンが68年ぶりに北アイルランドのロイヤルポートラッシュGC(2度目)で開催されます。 全英開催は過去、スコットランド96回、イングランド50回。それに…
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プロ3戦目で優勝 マシュー・ウルフに“タイガーの次”の期待
先週の米ツアー新規大会「3Mオープン」はプロ転向3戦目(ツアー4戦目)のマシュー・ウルフが、最終18番でグリーンの外からイーグルを決める劇的な初優勝を遂げました。5戦目に勝ったタイガー・ウッズよりも…
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2度の大ケガ乗り越え…ショットメーカーのチェズ・リービー
全米オープン優勝のG・ウッドランドに続いて、翌週のトラベラーズ選手権では同じカンザス州出身のチェズ・リービー(37)が勝って話題になりました。 リービーは8歳の時にアリゾナ州スコッツデールに…
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ビクトル・ホブラン 母国ノルウェーの期待背負いプロ転向
スカンディナビアではスウェーデンがゴルフ大国として知られていますが、お隣ノルウェーはゴルフがあまり盛んではありません。 プロゴルファーも少ないと思いますが、ノルウェー人で初めて全米アマに優勝…
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全英OPで期待される巨漢シェーン・ローリーは悪環境に強い
今年の全英オープン(7月18日開幕)は68年ぶりに北アイルランドで開催され、会場はロイヤルポートラッシュGCです。地元のR・マキロイ、G・マクドウェル同様に、お隣アイルランド出身のシェーン・ローリー…
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全米OP注目株 パトリック・カントレーは欠点見当たらない
日本のゴルフファンにはなじみの薄い選手ですが、今週開幕の「全米オープン」で活躍が期待されているのが地元カリフォルニア州出身のパトリック・カントレー(27)です。 というのも今季メジャーはマス…
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スコット・ピアシー 2億円総取りイベント勝ってから大化け
今季18試合に出場してトップ10入り6回、予選落ち2回で、フェデックスランク(FR)は21位。 40歳を越えて安定感が光るプロ19年目がスコット・ピアシー(40)です。ネバダ州ラスベガスに生…
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マシュー・フィッツパトリック 米ツアーSTM資格獲得で注目
今季米ツアー9試合に出場して予選落ちが1回と安定した成績を残しているのが英国出身のマシュー・フィッツパトリックです。高額賞金のA・パーマー招待で2位になり、すでに米ツアーのスペシャル・テンポラリー・…
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M・ウォレスはガッツを全面に押し出す攻撃的プレーヤー
全米プロ3位のマット・ウォレス(29・欧州ツアー4勝)は、ガッツを前面に押し出す攻撃的プレーが魅力で、見ていてとても楽しい選手です。 英国ロンドン生まれの29歳で、両親はともに体育の先生。父…
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巨漢のドローヒッターJ・コクラック メジャー初優勝なるか
今季メジャー2戦目の全米プロゴルフ選手権(16日開幕)は、ダークホース的な存在のジェイソン・コクラック(33)に注目しています。 未勝利のため日本ではなじみが薄いのですが、193センチ、10…
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台湾勢は32年ぶり 優勝のパン・チェンツェンの素顔と課題
1987年ロサンゼルスオープンに勝った陳志忠以来、実に32年ぶりに台湾勢2人目の米ツアー優勝を遂げたのがパン・チェンツェン(27・米1勝)です。 1年前に小平智が勝ったRBCヘリテージでの快…
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シャウフェレはマスターズ2位でメジャー勝利へ自信を得た
日本女子ツアーは“黄金世代”と呼ばれる同学年プロの活躍が注目されていますが、米ツアーにも勢いのある有望世代があります。 それが「クラス・オブ・2011」です。11年に高校卒業したプロたちで、…
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ウッズは万全のスケジューリングで5月の全米プロを狙う
5度目のマスターズを制し、メジャー通算15勝目を挙げたタイガー・ウッズ(43歳・メジャー15勝を含む米81勝)は綿密なスケジューリングが勝利に導いたともいえます。 2018年初めは世界ランク…
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“ザ・ポストマン”ことI・ポールターはケガを乗り越え復活
イアン・ポールター(43)はここ数年、ジェットコースターのような浮き沈みの激しい競技生活が続きました。 2015―16年シーズンは足のケガでツアーを離脱。翌16―17年は公傷制度で10試合に…
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48歳ベテランのフューリクがマスターズ“最後の1枚”に挑む
昨年末の世界ランク(WR)223位から、いま52位まで急浮上したベテランが2003年全米オープン覇者のジム・フューリクです。 RBCヘリテージで最後に勝った2014―15年シーズンまでは順調…
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D・ジョンソンは長期計画で連続シーズンV記録更新に挑む
2月のWGCメキシコ選手権で米ツアー20勝に到達し、ライフメンバー(永久シード)の権利を手にしたダスティン・ジョンソン(DJ)です。 資格獲得にはツアーメンバー15年の条件もあり、DJはあと…
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SNSで非難…J.B.ホームズはいわく付きのスロープレーヤー
先月の「ジェネシスオープン」で4年ぶりに勝ったJ・B・ホームズ(36)の優勝会見は、祝福ムードではなく異様な雰囲気に包まれました。 天候不順で初日が中断になり、大会は連日サスペンデッドと、進…