一度は行ってみたい世界遺産、飛鳥・藤原の宮都を知る本特集(3)失われた宮都の景観をCGで再現
「祝・世界遺産!今こそ知りたい飛鳥・藤原の宮都」TJ MOOK
今年7月、「飛鳥・藤原の宮都」(奈良県)が、国内では27番目の世界遺産に登録された。今週は、日本という国の始まりであるこの地について、もう一度おさらいするのにぴったりの本を紹介する。
◇ ◇ ◇
「祝・世界遺産!今こそ知りたい飛鳥・藤原の宮都」TJ MOOK
飛鳥宮・藤原宮の概要を紹介するムック。
従来の王宮は天皇の代替わりごとに移されるのが原則だった。しかし、推古天皇が即位した592年から藤原京への遷都が行われた694年までは、一時期を除き、王宮は飛鳥に置かれた。
約120年の飛鳥時代のうち、飛鳥にあった天皇の宮を「飛鳥宮」、都を「飛鳥京」と呼ぶ。飛鳥京時代の天皇は9代で、そのうちの4人の天皇が現在の「飛鳥宮跡」に宮を構えていた。
舒明天皇の「飛鳥岡本宮」、皇極天皇の「飛鳥板蓋宮」、斉明・天智天皇の「後飛鳥岡本宮」、天武・持統天皇の「飛鳥浄御原宮」は、すべて同じ地で既存の宮を修復、増改築したものだという。
飛鳥宮や飛鳥京にどのような建物が建っていたのか。コンピューターグラフィックスによって再現した当時の様子を紹介。
以降、史上初の瓦ぶきの宮殿・大極殿をはじめとする藤原京の全容、さらに石舞台や高松塚古墳など19ある世界遺産構成資産の一つ一つも詳細に解説する。 (宝島社 1540円)


















