一度は行ってみたい世界遺産、飛鳥・藤原の宮都を知る本特集(4)古代日本の礎を築いた6人8代の女性天皇
「図解でスッと頭に入る飛鳥・奈良を生きた6人の女性天皇」関裕二監修
今年7月、「飛鳥・藤原の宮都」(奈良県)が、国内では27番目の世界遺産に登録された。今週は、日本という国の始まりであるこの地について、もう一度おさらいするのにぴったりの本を紹介する。
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「図解でスッと頭に入る飛鳥・奈良を生きた6人の女性天皇」関裕二監修
飛鳥時代、3人の女性天皇が4代(一度退位した天皇が再び即位)にわたって活躍。続く奈良時代も、3人の女性が4代の天皇を務めた。古代日本の礎を築いたこの6人の女性天皇の生涯をたどるイラストテキスト。
額田部皇女(後の推古天皇)は18歳で後に敏達天皇となる異母兄に嫁ぎ、23歳で皇后になる。敏達天皇が崩御して、後を継いだ用明天皇も2年で病死。皇位継承をめぐる乱を経て、崇峻天皇が即位するが、豪族の蘇我馬子と対立し、暗殺されてしまう。その蘇我らから推挙され、額田部皇女は3度断った後に即位する。そんな天皇即位までの経緯に始まり、人材登用制度の冠位十二階や憲法十七条、さらに隋との外交戦術まで、その功績を人間関係勢力図や年表を用いて分かりやすく解説。
以降、日本初の女性皇太子を経て即位した孝謙・称徳天皇まで。激しい権力争いを生き抜き、歴史に名を刻んだ6人の女性天皇の人生に迫る。 (昭文社 2200円)


















