著者インタビュー
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「手配する女」著者・山口恵以子氏が描く、凄腕の手配師へとのし上がった女の人生の物語
「手配する女」山口恵以子著 75歳にしてビル清掃員として働く三矢唯のもとに、裏の仕事仲間・下斗米から連絡が入るところから物語は始まる。裏の仕事とは、地面師グループ内で地主のなりすまし役になる人…
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「浅草観音裏小路」坂井希久子氏
「浅草観音裏小路」坂井希久子氏 現在、東京には6つの花街があるが、なかでも、昭和30年代には料亭が100軒以上あった浅草は今や4軒、600人いた芸者も20人と激減している。本書は、そんな浅草花…
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「六月の満月」一雫ライオン氏
「六月の満月」一雫ライオン氏 昨年6月から日刊ゲンダイで「十二の眼」を連載した著者が、ほぼ同時進行で書き下ろした長編小説が本作。「十二の眼」はテンポの速い社会派ミステリーだったが、こちらは胸に…
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「退職クロスロード」安藤祐介氏
「退職クロスロード」安藤祐介著 初めての部署や役職で、気持ちも新たに仕事と向き合う新年度。一方、つい先月までは年度末恒例の地獄のような業務量をさばいていたというご同輩も多いことだろう。本作では…
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「釣り侍」佐藤賢一氏
「釣り侍」佐藤賢一氏 大泉藩の勘定目付・前原又左衛門が、夜半に釣りに行く準備をする場面から物語は始まる。世の中から戦がなくなって100年あまり、大泉藩では武士の鍛錬として磯釣りが奨励されていた…
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「見えるか保己一」蝉谷めぐ実氏
「見えるか保己一」蝉谷めぐ実氏 歌舞伎を題材とした歴史時代小説で数多くの文学賞を受賞してきた著者。2年ぶりの新作では初めて歌舞伎から離れ、歴史上の偉人を主人公に据えた。その人物とは塙保己一。江…
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「火葬秘史 骨になるまで」伊藤博敏氏
「火葬秘史 骨になるまで」伊藤博敏氏 経済事件を数多く取材し、日本社会のグレーゾーンに切り込んできたジャーナリストが、本作で取り上げたテーマは「火葬」。執筆のきっかけは2018年、斎場大手の…
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「どすこい!相撲と乗り物」飯塚さき氏
「どすこい!相撲と乗り物」飯塚さき氏 近年、相撲に向けられる視線が熱い。一昨年、年6回の本場所チケットが完売し、昨年も同様だった。これは若貴人気で盛り上がった平成8年以来28年ぶりの快挙だとい…
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「戦争は、ひとつの『狂気』からはじまる」鈴木哲夫氏
「戦争は、ひとつの『狂気』からはじまる」鈴木哲夫氏 「昨年は戦後80年の節目でした。政府の談話にしても10年ごとに区切りをつけてきましたが、次の戦後90年、どれだけの戦争体験者の方々が存命でしょ…
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「少年とハリス」稲葉稔氏
「少年とハリス」稲葉稔氏 安政3年7月、下田湾の遠見番所に居た主人公・村山滝蔵が、沖に一隻の黒船を発見し、下田奉行所に駆け込む場面から物語は始まる。ペリーが日本を去ってから2年、日米和親条約に…
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「地上の楽園」月村了衛氏
「地上の楽園」月村了衛氏 戦争の荒廃から目覚ましい復興を遂げ、人々の平等を実現した“地上の楽園”と喧伝された北朝鮮。希望に満ちた約9万3000人もの在日朝鮮人と家族の「帰還事業」が始まったのは…
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「湯船」武内涼氏
「湯船」武内涼氏 戦国もの、伝奇ものなど多くの時代小説を書いてきた著者が本作の舞台に選んだのは、明暦の大火に襲われた江戸。明暦3(1657)年1月18日、本郷丸山の本妙寺で上がった火の手は、凄…
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「『酔っ払い』たちの日本近代」右田裕規氏
「『酔っ払い』たちの日本近代」右田裕規氏 サラリーマンが仕事を終えると、疲れを癒やそうと一人で、あるいは同僚とバーや居酒屋へ立ち寄る。平日ならば翌日の勤務に差し障りがないよう飲み、週末なら仕事…
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「青とうずしお」ドリアン助川氏
「青とうずしお」ドリアン助川氏 恩師の危篤の知らせを受けた主人公・沢田圭介が、四十数年ぶりに淡路島を訪れる場面から物語は始まる。ある事情で淡路島から唐突に離れたため、当初行くことに躊躇していた…
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「人類学者が教える性の授業」奥野克巳氏
「人類学者が教える性の授業」奥野克巳著 フェティシズムやホモセクシュアルなど、時に“不自然”とされてきた性にまつわる傾向。しかし人類学の視点から見れば、これらは進化の結果生まれた“自然”なこと…
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「アフター・ユー」一穂ミチ氏
「アフター・ユー」一穂ミチ氏 いつもそばにいた人が突然いなくなったら、人はどうするだろう。著者最新の長編小説のテーマは「不在」と「喪失」。 ある夜、タクシー運転手の青吾が仕事から帰宅す…
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「龍の守る町」砥上裕將氏
「龍の守る町」砥上裕將氏 主人公は、長年消防士として活躍してきた秋月龍朗司令補。5年前の豪雨での救助活動以来、雨の音などがトリガーとなってパニック発作を起こすようになった。誰にも悟られないよう…
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「MEMORABILIA 谷川俊太郎」正津勉氏
「MEMORABILIA 谷川俊太郎」正津勉著 昨年11月13日に92歳で亡くなった詩人の谷川俊太郎氏。その一周忌に当たって、詩人の著者が谷川氏との半世紀にわたる親交の思い出を氏の詩作品に沿い…
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「雷電」梶よう子氏
「雷電」梶よう子氏 江戸時代に実在した、「雷電為右衛門」という力士の名を知っている人は多いだろう。寛政から文化にかけて活躍し、総取組数285のうち負けがたったの10。勝率9割6分2厘という驚異…
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「戸籍の日本史」遠藤正敬氏
「戸籍の日本史」遠藤正敬氏 戸籍は何のためにある? と問われたら答えられるか。「結婚に必要だった」「パスポートの申請にも」といった認識ではないだろうか。では、戸籍に書かれているのは? 「出生地…
