著者インタビュー
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「龍の守る町」砥上裕將氏
「龍の守る町」砥上裕將氏 主人公は、長年消防士として活躍してきた秋月龍朗司令補。5年前の豪雨での救助活動以来、雨の音などがトリガーとなってパニック発作を起こすようになった。誰にも悟られないよう…
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「MEMORABILIA 谷川俊太郎」正津勉氏
「MEMORABILIA 谷川俊太郎」正津勉著 昨年11月13日に92歳で亡くなった詩人の谷川俊太郎氏。その一周忌に当たって、詩人の著者が谷川氏との半世紀にわたる親交の思い出を氏の詩作品に沿い…
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「雷電」梶よう子氏
「雷電」梶よう子氏 江戸時代に実在した、「雷電為右衛門」という力士の名を知っている人は多いだろう。寛政から文化にかけて活躍し、総取組数285のうち負けがたったの10。勝率9割6分2厘という驚異…
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「戸籍の日本史」遠藤正敬氏
「戸籍の日本史」遠藤正敬氏 戸籍は何のためにある? と問われたら答えられるか。「結婚に必要だった」「パスポートの申請にも」といった認識ではないだろうか。では、戸籍に書かれているのは? 「出生地…
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「デモクラシーのいろは」森絵都氏
「デモクラシーのいろは」森絵都著 「民主主義」という大テーマが、長編エンタメ小説になった。600ページを超す大作なのだが、愉快で、痛快で、ハートウオーミング。 「終戦直後のカオスの時代に興…
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「単身リスク」山田昌弘氏
「単身リスク」山田昌弘著 「『パラサイト・シングル』について書いてから25年以上たち、家族をつくらなかった単身者が高齢化する社会に向かっています。にもかかわらず、多くの人が普通に結婚して離婚せず…
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「痛いところから見えるもの」頭木弘樹氏
「痛いところから見えるもの」頭木弘樹氏 本書のテーマは“痛み”。病と共に生きてきた著者自身の経験と、さまざまな文学作品の引用を交えながら、その伝え方や受け取り方を解き明かしている。 「病…
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「ネオ・ネグレクト──外注される子どもたち」矢野耕平氏
「ネオ・ネグレクト──外注される子どもたち」矢野耕平著 子どもの数は減っているのに年々増え続ける児童虐待。そのひとつネグレクトは育児放棄のことであるが、タイトルの「ネオ(新しい)・ネグレクト」…
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「女王様の電話番」渡辺優氏
「女王様の電話番」渡辺優氏 LGBT+と聞いて、「それ、なんですか」という人はもういないだろう。ゲイ、レズビアンなどの人たちへの理解は進んできているが、「アセクシャル」は今なおあまり知られてい…
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「エレガンス」石川智健氏
「エレガンス」石川智健氏 若い女性の連続不審死をめぐるミステリーの舞台は80年前の東京。連日連夜B29が飛来する戦時下、4人の女性の自殺が相次いで報じられた。4人とも裂いたシーツで首を吊り、花…
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「中学生あらくれ日記」椎名誠氏
「中学生あらくれ日記」椎名誠著 紀行エッセーや自伝的小説などおよそ300冊にものぼる著書を世に送り出してきた著者。しかし、意外にも描いてこなかったのが、自身の少年時代の物語だ。 「僕が育…
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「ラバウルの迷宮」鈴木智氏
「ラバウルの迷宮」鈴木智氏 物語の舞台は、終戦後10万人の日本兵が取り残された南洋の前線基地ラバウル。主人公の霧島は、元上官の永峰の指名で通訳兼交渉役として第九収容所に異動となる。元商社マンの…
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「あなたが僕の父」小野寺史宜氏
「あなたが僕の父」小野寺史宜氏 人と人との温かなつながりを描く物語を、日常の何げない出来事を通して紡いできた著者。最新作では「親の老い」をテーマに、父と息子が不器用ながらも新たな関係を築いてい…
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「どら蔵」朝井まかて氏
「どら蔵」朝井まかて著 著者の最新時代小説の舞台は、江戸時代後期、天保の世の骨董業界。真物、贋物入り乱れ、海千山千の商人たちがお宝を巡って虚々実々の駆け引きを繰り広げる。 「ものすごい世…
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「全員タナカヒロカズ」田中宏和氏
「全員タナカヒロカズ」田中宏和氏 「京都に生まれ育ち、中学生のとき、自宅近くの医院で『あなたと同じ名前の人がいる』と言われました。それが同姓同名をちらりと意識した最初でしたが、昭和の京都では『田…
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「給水塔から見た虹は」窪美澄氏
「給水塔から見た虹は」窪美澄氏 主人公は、神奈川県のとある団地に住む中学2年生の菅野桐乃。外国人が多く入居する団地に住む桐乃は、団地に住む子が「団地の子」と呼ばれることに差別意識を感じ、早く団…
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「寿命を縮めない『がん検診』の選び方」大家俊夫氏
「寿命を縮めない『がん検診』の選び方」大家俊夫著 日本人が生涯でがんに罹患する確率は男性が63%、女性は51%で全体として2人に1人はがんを経験する。厚労省の推奨するがん検診の受診率は上がって…
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「中央アジア紀行 ぐるり5か国60日」白石あづさ氏
「中央アジア紀行 ぐるり5か国60日」白石あづさ氏 東アジアに暮らす日本人にとって、「中央アジア」はどんなイメージだろうか。カザフスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタン、タジキスタン、キルギ…
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「楽園の瑕」相場英雄氏
「楽園の瑕」相場英雄氏 不良債権、金融危機、食品偽装、非正規雇用など、この国が抱える問題に社会派ミステリーで斬り込んできた著者が本作で俎上に載せたのは地方創生。多摩川源流の楽園のような村から物…
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「鋼鉄の城塞 ヤマトブジシンスイス」伊東潤氏
「鋼鉄の城塞 ヤマトブジシンスイス」伊東潤氏 歴史小説の第一人者である著者が、戦後80年となる今夏に上梓した本作。題材に選んだのは「戦艦大和」で、世界最大最強の戦艦建造に携わった人々をモデルに…
