「猫のいる人生」峯田淳著|愛猫の腹部に何カ所ものシコリが
「猫のいる人生」峯田淳著
猫を飼えば、間違いなく飼い主の生活は豊かになり、生きがいのようなものを掴む。そう語る愛猫家の著者が、初めて飼った猫ジュテの闘病と別れを克明に記しながら、猫と暮らすすばらしさを伝えるエッセー。
2021年9月、かかりつけの獣医師がジュテの体重が減少していることに気づき、検査をすると腹部に何カ所ものシコリが見つかる。詳しい検査の結果、手の施しようのないがんと判明。ジュテは、東日本大震災が起きた直後に著者の家に迷い込んできた。そして今ではその後に迎えた保護猫2匹の兄として穏やかな暮らしをしていた。ジュテとの不思議な出合いからの10年間、そして47日間に及ぶ闘病と献身的な看病の末に著者の帰宅を待って息を引き取った最期まで。病院選びや保険、医療費など役立つ情報も交え、丹念につづる。 (新潮社 1034円)


















