本屋はワンダーランドだ!
-

盛林堂書房(西荻窪)「面陳列をしないのは、1冊でも多く棚に差したいから」
店頭のウインドーに目を奪われた。江戸川乱歩「蜘蛛男」、内田百閒「王様の背中」など戦前の箱入り本がずらり。装丁の一部が光を受け、ガラス1枚を隔てて、知らない時代への入り口が開いているかのようだ。 …
-

ひみつの本屋(熱海)商店街の路地で見つけた鍵を借りて入る無人本屋
熱海駅を降りると、まるで渋谷。人があふれていたが、坂を下るにつれ、町は落ち着いていく。「熱海銀座商店街」に到着。中ほどの路地に「ひみつの本屋」はあった。窓から本が並ぶクラシカルな部屋がのぞけ、案の定…
-

古書 音羽館(西荻窪)「本屋は街の縮図。誰が入ってきても何か引っ掛かる本がある店を」
入り口が2つある。左側が混んでいたので、右側から入ったら、びっくり。 いきなり棚2本に、「ジャック・デリダ講義録 死刑Ⅰ」「分断八〇年」「日本ナショナリズムの探究」……。ガチガチの思想・哲学…
-

書本&cafe magellan(宮城・仙台市)約8.5坪の店内にびっしり1万冊なのにどこかやわらかい空気
仙台の文化拠点「せんだいメディアテーク」の近く。晩翠通に「本、お売りください」と小さな看板が立ち、奥へ進むと段ボールに本がずらり。種類まちまち。さっそく桜木紫乃と杉浦日向子の文庫本をにぎり、ガラス戸…
-

古本あらえみし(宮城・仙台市)本棚ばかりか通路も押し入れも神棚だったところも本、本、本!
ビルが林立する仙台駅東口の近くに、時間がふっと巻き戻る一角がある。その中、築約50年の民家が「古本あらえみし」だ。 靴を脱いで上がる。2間続き、推定約30畳の空間がすごい。本棚ばかりか通路も…
-

コ本や(神楽坂)店主は東京芸大大学院出身アーティストで中原中也賞受賞の詩人
神楽坂から江戸川橋へ向かう住宅密集地。昭和の建築っぽいビルの外に「コ」と「本や」の文字看板が離れて設置されていて、う~ん、アートだ。階段を上がる。2階に「コ本や」があった。 広いー! という…
-

BOOKSHOP トランスビュー(新宿区・中井)17坪の店内に百万年書房、共和国など小出版社の本がずらり
あの「伊野尾書店」が、今年の3月末に閉店した。1957年創業の町の本屋さん。2代目店主・伊野尾宏之さんが69年間の営みをつづった「本屋の人生」を読んで心打たれただけに、閉店が寂しすぎたが──。 …
-

よみた屋(吉祥寺)「町の新刊書店ではあまり見つけられないちょっと変わった本」が古本で約6万冊
店主・澄田喜広さんの新刊「古本屋という仕事」を読んだ。開業の具体的な指南のほか、70年代からの大量出版の時代を受けて90年代にブックオフが誕生したように、出版動向が約20年を経て古書業界に反映される…
-

つまずく本屋ホォル(川越・霞ケ関)岩波文庫の青帯と黄帯からZINEまで推定2万冊
その名も霞ケ関駅から歩いていると、昭和レトロな商店街が忽然と現れた。「角栄商店街」。年季の入った店舗兼住宅が並び、シャッターを閉じた店も。そんな中に、個性的な飲食店などがぽつりぽつり。あ、ここだ。 …
-

クローディア書店(大阪・淡路町)アート本、エッセーなどの古本が中心の本への敬意を感じる空間
大阪には、東京市をしのいで日本一の人口になり、「大(だい)大阪」と呼ばれた時代があった。その真っただ中、1925年に建った船場ビルディングの2階にある。 中庭を囲む回廊を歩いて到着。ドアを開…
-

1003(神戸・栄町)重みのある上質空間に新刊と古本が5000冊
神戸・南京町のちょっと南。かつて神戸随一の金融街だったそうで、阪神・淡路大震災によって減ったとはいえ、重厚な近代建築がぽつりぽつり。そのひとつ、東方ビルの5階だ。 エレベーターを降りると、黒…
-

隣町珈琲(品川区・中延)元ライブハウスの広い店内に約2000冊の硬派な品揃え
「なかのぶスキップロード」の中ほどに、トークイベントやランチメニューの案内が額縁に収まり、幾つも。階段を下りた地階にあるブックカフェだ。 扉を開けると、新本が並んでいて、「日本一小さな本屋さん…
-

Main Tent(吉祥寺)海外の絵本から学習漫画まで古本絵本が7000冊
店頭が、キーホルダー、マッチラベル、レトロ絵ハガキなどでわちゃわちゃしていて、「ん? 何屋さん?」な雰囲気。でも、大丈夫。窓ガラス越しに「ひまわり」「あかいぼうし」などの絵本が、手招きしているから。…
-

422 BOOKCAFE & BAR(大阪・淡路町)版元・読者・周りの人「三方よし」のリラックス空間
創元社のビルに、余裕のブックカフェができているよ──。そんな噂を耳にして、訪問したのだが、いわく「余裕の」が意味することが、ドアを開けるや分かった。 115平方メートルほどの空間に、ゆったり…
-

colombo cornershop(大阪・本町)四半世紀の歴史を刻む写真集と洋書がひしめく古書店
御堂筋の一筋西。オフィス街だがホテルも増えた。店先にテイクアウトのコーヒー窓口と椅子、それに「VOGUE」「宮廷の美術」などが並ぶラック。外国人観光客が立ち止まり、常連らしき人がコーヒー片手にくつろ…
-

タイムトラベル専門書店 utouto(板橋・志村坂上)古い門をくぐった先に現れる築110年の蔵を改装した店舗
志村坂上駅すぐのところに、なんと「一里塚」が残っていた。日本橋から約12キロ。中山道3番目の一里塚だそう。その名も「一里塚通り」を東へ。 普通の住宅街だが、前方に楠がどっしりと茂っているのが…
-

BOOKS 青いカバ ラボ(荒川区・熊野前)全てが100円均一、無人営業の古本屋
魚屋あり、あられ屋、雑貨屋ありの「はっぴいもーる熊野前」を歩くと、すぐに見つかった。 前面がガラス張りなので、本がずらりの様子が外から見える。「店内の商品は全品100円」と張り紙。そう、ここ…
-

YOTSUYA BOOKS(四谷)自社本と編集部員が選んだ谷川俊太郎から量子哲学まで幅広く1500冊
四谷近くの新宿通りを歩いていて、新刊本屋さんができているのを発見。のぞいたら、15坪ほどの中に本橋信宏さんの新刊「花街アンダーグラウンド」「歌舞伎町アンダーグラウンド」をはじめ私好みのノンフィクショ…
-

「ブックスTangerina」(たまプラーザ)店に圧倒的共感を覚える人たちが訪れる文化拠点
目立つ看板もないのに、吸い寄せられてくる人、多し。オープンしてもうすぐ1年になる。 「店名は、子どもの頃に読んだ『エルマーのぼうけん』に出てくる“みかん島”から付けました」と店主の𠮷沢朗(あき…
-

「本屋 イトマイ」(板橋・ときわ台)知らなかった本との出合いがぐんと高まる本屋さん
ゆるくカーブした階段を上がるときから予感はしたが、扉を開けると、こんなにもすてきな空間が広がっていたとは。向かって左に、アンティークなカフェスペース。右に色目美しい書店スペース。合計24坪ほど。おお…
