本の森
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「法獣医学者が解き明かす動物の事件簿」田中亜紀著
「法獣医学者が解き明かす動物の事件簿」田中亜紀著 法獣医学とは耳慣れない言葉だが、動物のさまざまな不審な状態について、獣医学的に探求する学問で、法律に関係する事柄だけでなく動物福祉なども含め、…
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「計算道具の歴史 石、そろばんから電卓まで」キース・ヒューストン著 上原ゆうこ訳
「計算道具の歴史 石、そろばんから電卓まで」キース・ヒューストン著 上原ゆうこ訳 本書「はじめに」にも書かれているように、カラス、ハト、グッピー、クモ……自然界の動物の多くが数を数えることがで…
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「民主党史 一九九六~二〇一七」奥健太郎、中島政希編著
「民主党史 一九九六~二〇一七」奥健太郎、中島政希編著 先の衆院選で、小沢一郎、岡田克也、安住淳といったかつて民主党政権の中枢を担った人たちが軒並み落選。これを受けて国民民主党の玉木雄一郎代表…
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「フクロウ」ジェニファー・アッカーマン著 鍛原多惠子訳 樋口亜紀日本語版監修
「フクロウ」ジェニファー・アッカーマン著 鍛原多惠子訳 樋口亜紀日本語版監修 「ミネルヴァのフクロウは黄昏に飛び立つ」(ヘーゲル)という言葉があるように、古来西洋ではフクロウは知恵・知性の象徴と…
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「ドリーミング・ザ・ビートルズ」ロブ・シェフィールド著 神田由布子訳
「ドリーミング・ザ・ビートルズ」ロブ・シェフィールド著 神田由布子訳 2000年に発売された「ザ・ビートルズ1」はビートルズのシングルチャート1位の曲を集めたアルバムだが、いまだに21世紀で最…
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「現代ストリップ入門」武藤大祐、夏堀うさぎ編著
「現代ストリップ入門」武藤大祐、夏堀うさぎ編著 かつて全国に200館とも300館ともいわれたストリップ劇場だが、2025年現在わずか17館。まさに風前の灯火といった衰退ぶりのように思えるが、ど…
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「世界最高の辞典を作った名もなき人びと」サラ・オーグルヴィ著 塩原通緒訳
「世界最高の辞典を作った名もなき人びと」サラ・オーグルヴィ著 塩原通緒訳 見出し語41万4825、累計用例182万7306という「オックスフォード英語大辞典(OED)」全10巻が完結したのは1…
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「食権力の現代史」藤原辰史著
「食権力の現代史」藤原辰史著 昨年10月に停戦が発効したイスラエル・ガザ戦争だが、以降も散発的な攻撃が続きガザ地区はいまだに苛酷な状況に置かれている。本書冒頭には、戦争勃発2カ月後の2023年…
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「確率は悩ましい」原啓介著
「確率は悩ましい」原啓介著 確率というと、数学嫌いな人は難しい数式を思い浮かべてしまうだろう。しかし、「私が結婚できる確率はいくらくらいでしょうか?」という場合の確率もある。これはどう考えれば…
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「斜め論 空間の病理学」松本卓也著
「斜め論 空間の病理学」松本卓也著 本書冒頭で著者は「私たちは、『心』についてあまりにも垂直方向から考えてきたのではないだろうか?」と問いかける。従来、精神医学においては医師-患者といった垂直…
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「危険な言語」ウルリッヒ・リンス著 石川尚志ほか4人訳
「危険な言語」ウルリッヒ・リンス著 石川尚志ほか4人訳 1887年、帝政ロシア治下のポーランドに住むユダヤ人青年医師、ラザロ・ザメンホフが国際共通語エスペラントの草案を発表した。多民族が独自の…
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「学校では教えてくれないシェイクスピア」北村紗衣著
「学校では教えてくれないシェイクスピア」北村紗衣著 昨年末の三谷幸喜が脚本を手掛けた連続テレビドラマ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」は、タイトルからも分かるようにシェイクス…
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「セキュリティの共和国」新田啓子著
「セキュリティの共和国」新田啓子著 先日、トランプ政権が新たな国家安全保障戦略を公表して話題となった。従来の米国は他国に対して柔軟で開放的な面を持っていたが、「ひとたびおのれの安全保障上の利益…
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「戦前エキセントリックウーマン列伝」平山亜佐子著
「戦前エキセントリックウーマン列伝」平山亜佐子著 近代日本のフェミニズム運動の先駆といえば平塚らいてうらの青鞜社の名が挙がるが、独身女性が中心だった青鞜社に対抗して、既婚女性による「新真婦人会…
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「江戸の食商い」権代美重子著
「江戸の食商い」権代美重子著 近頃の日本のテレビは食べ物に関する番組がすこぶる多い。制作費が安いとかさまざまな要因があるだろうが、視聴者の関心が強いということは間違いない。 こうした傾…
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「人間には12の感覚がある」ジャッキー・ヒギンズ著 夏目大訳
「人間には12の感覚がある」ジャッキー・ヒギンズ著 夏目大訳 グレゴール・ザムザはある朝起きたら虫になっていたが、英国の19歳の青年は目覚めたときに首から下の感覚がなくなっていた。幽体離脱した…
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「『腹八分目』の生物学」小幡史明著
「『腹八分目』の生物学」小幡史明著 「腹八分目」とは、満腹になる手前で食べるのを抑えるのが健康に良いということだが、なぜ食べすぎは良くないのかは実はよくわかっておらず、長年研究者を悩ませてきた生…
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「尼僧少尉 カタリーナ・デ・エラウソ」坂田幸子編訳
「尼僧少尉 カタリーナ・デ・エラウソ」坂田幸子編訳 時は16世紀末。スペイン北部の町サン・セバスティアンの良家に生まれたカタリーナ・デ・エラウソは、当時の慣習により4歳で女子修道院に入り修道生…
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「蜘蛛 なぜ神で賢者で女なのか」野村育世著
「蜘蛛 なぜ神で賢者で女なのか」野村育世著 虫は好きだけど蜘蛛だけは嫌いだという人が結構いる。それが高じてアラクノフォビア(蜘蛛恐怖症)になる人もいるという。この蜘蛛への忌避感は古今東西共通し…
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「ままならぬ顔・もどかしい身体」山口真美著
「ままならぬ顔・もどかしい身体」山口真美著 コロナ禍が過ぎ、欧米ではいち早く多くの人がマスクを外したが、日本ではその後もマスクを着けている人が多かった。欧米ではマスクへの忌避感が根深く、公共の…
