「猫が世界を救う」宮沢孝幸著│そばにいるだけで気持ちが落ち着くのはなぜか
「猫が世界を救う」宮沢孝幸著
平安時代、猫が大陸から日本に連れてこられたのは、大切な経典や穀物、蚕などをネズミから守るためだった。猫はそれだけで人を助けてきたわけではない。人が落ち込んだり、病気になったり、ケガをしたときはそっと寄り添い、言葉にならない緊張や不安を少しだけほどいてくれる。
人間のつくった環境を利用しながら共生し、大切なものが壊れないよう見張ってきた猫とはどのような生き物で、どのように人類の隣人になったのか。愛猫家のウイルス学者がつづるエッセー。
驚くべき運動能力など、まずはその体の不思議を解説。さらに、猫がそばにいるだけで気持ちが落ち着くのはなぜか、猫と人間の歴史、がんの遺伝子の発見に役立った猫の医療への貢献などを紹介しながら、人間はどのように猫に恩返しをしていくべきかを考える。 (PHP研究所 1210円)


















