紅白歌合戦の歴代最高視聴率は昭和38年の「81.4％」

桑田佳祐にキスする松任谷由実（紅白歌合戦）／（Ｃ）日刊ゲンダイ

　サザン、ユーミン、米津玄師らの出演効果で「紅白歌合戦」が第２部で４１．５％（ビデオリサーチ調べ、関東地区＝以下同）と４０％の大台にのせたが民放はどうだったのか。

　紅白の第２部にかかる時間帯からチョイスすると日本テレビ系は恒例「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで！」で民放トップの１２．８％（２１時～）。前半の方が良くて１４．３％だが。テレビ朝日系は「よゐこの無人島０円生活ＳＰ」が５．０％（同）、深夜で５．９％。ＴＢＳ系は「ＳＡＳＵＫＥ２０１８＆ボクシング」４．８％（２３時～）、２０時台には６．９％、メイウェザー登場のフジテレビ系「ＲＩＺＩＮ．１４」が７．５％（２２時５０分～）。テレビ東京系は「孤独のグルメ大晦日スペシャル」が４．０％（２２時～）。

　放送時間帯にズレがあるが、強引に合計すると３４．１％となる。前年から落ちた番組もあり、民放の総視聴率でも紅白の第２部に及ばないが、これに紅白も足してみると７５．６％。１６時からゴールデンタイムの６時間に及ぶ「第５１回年忘れにっぽんの歌」が８．１％も取っているから、大晦日の夜は視聴率８０％で多くがチャンネルを変えながら見ていたようだ。