Netflix「ダウンタイム」がヒット、美容整形は大盛況…美人ばかりが増える国で何が起きるのか
部位によって変わるが、費用は平均40万~50万円。高級バッグを買うのと同じ気分で医院の門をくぐるという。
このままの勢いでいけば、近い将来「整形美人」ばかりになり、「きれい」という言葉も死語になる。絶世の美女と結婚したはずが、生まれてきた子どもは……。離婚になるケースが多発するかもしれない。
しかし、周りが美人ばかりになれば、違うタイプを見てみたいと思うのは男の常である。
かつて私は、不謹慎な言葉を使って申し訳ないが、太った女性ばかりをそろえたデリバリーヘルスを取材したことがあった。いわゆる“デブ専”である。彼女たちは明るく包容力にあふれ、仕事に疲れた男たちが安らぎを求めて、彼女たちの胸の谷間に顔をうずめにやって来た。
これまた失礼な言葉で申し訳ないが、そのうち、美人は見飽きたから、美人ではない女性たちを集めた“ブス専”キャバクラがはやるかもしれない。
表情のない、ロボットのようなアニメ美人がテレビや映画にあふれる時代には、北林谷栄や沢村貞子、樹木希林のような“名脇役”は出てこない。この国のドラマや映画がつまらなくなるわけだ。(文中敬称略)
(元木昌彦/「週刊現代」「フライデー」元編集長)



















