Netflix「ダウンタイム」がヒット、美容整形は大盛況…美人ばかりが増える国で何が起きるのか
「余命いくばくもない人が、最後にきれいになりたいって願ってるの。美容外科医がそれをどうして断れるの? 抗がん剤治療だけが医療じゃない」
これは美容整形の世界を舞台にしたNetflixのオリジナルドラマ「ダウンタイム(美容外科用語で普段どおりの日常生活に戻れるまでの回復期間)」の中の1シーン。夫に先立たれた末期がんの70代女性が、全身整形をしてほしいと来院する。
手術中に死亡するリスクがあると反対する女医に、女性院長がこう言うのだ。その老女はがん治療を拒否し、ホスピスへも入らず、そのカネで、束の間の「きれい」を手に入れて亡くなる。
美容整形のリスクよりも、カネさえ出せば誰でも“美しさ”を手に入れられるかのような描き方に疑問はあるが、日本の視聴ランキング・トップを独走している。
私の世代は、美容整形に失敗したためにテレビから消えてしまったアイドル歌手を何人も見てきた。
昔、銀座にあった美容整形医院には、受付から看護師(当時は看護婦)たちが美人ぞろいで“見学”に行ったことがあった。


















