(8)スタッフの名前を一回で覚える「丁寧さ」こそ大島優子「1位」への原動力
「アンチ前田票」だけでは1位にはなれない。大島優子がトップに立った理由とは何だったのか。2010年の選抜総選挙では中間発表トップの前田敦子を抜き、大島が初の栄冠に輝いた。
大島は小学1年の時、セントラル子供劇団に加入。芳本美代子の昼ドラ「ひよこたちの天使」(TBS系)でデビューを果たし、長瀬智也と岡田准一の「D×D」(日本テレビ系)など人気ドラマに出演していた。だが、徐々に仕事が減り、高校2年の時にAKBのオーディションに挑戦。苦労人である大島は、常に真摯な姿勢で仕事をしていた。
09年9月、選抜メンバー16人がニューヨークで開催された「アニメフェスティバル」に出演。AKB幹部は、その日の出来事を鮮明に記憶している。
「時差があるので、他のメンバーは遅い時間になったら寝てしまっていた。でも、大島だけはいつものテンションで記者の質問に対応していました。彼女は撮影の時、『カメラマンさん』ではなく、まず名前を聞いて『○○さん』と呼ぶ。しかも一回で覚えて、次回以降も必ず名前を言う。そんな芸能人はなかなかいません。だから、メディア関係者やスタッフに好かれていた。地道な努力を見ていたので、自分も『応援したい』と思うようになりました」


















