(3)第1回選抜総選挙を徹底解剖! 2位発表の直前に起きた「前田コール」の奇観

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 2009年7月8日午後6時過ぎ、「神様に誓ってガチです」と銘打たれた第1回AKB48選抜総選挙の結果発表会場「赤坂BLITZ」(東京・港区)にジュラルミンケースが運び込まれた。そこには弁護士によって厳重に管理されていたという投票用紙と集計結果が書かれた封筒が入っていた。仕掛け人の秋元康は“ガチ”であることを徹底的に演出したのである。

 ステージに選抜メンバーが登場し、新曲「涙サプライズ!」を披露。どの顔もひきつっているように映る。この日を境に、選抜メンバーでいられなくなるかもしれないのだ。続いて、それ以外のメンバーたちがあいさつを済ませるとステージから降り、観客席最前部に用意された椅子に座った。

 7時に結果発表がスタート。メンバー、詰めかけたファンたちの緊張のボルテージが極限まで高まる中、進行役を務めるAKB48劇場支配人の戸賀崎智信が最初の封筒にハサミを入れた。それは表に21位と書かれた封筒だった。22位以下とは“天国と地獄”とまではいわないまでも、待遇に雲泥の差があるのだ。21位より上位は選抜メンバーとして次の新曲「言い訳Maybe」を歌う権利が与えられる。

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