イラッ! なぜ普通の人が「カスハラ」をするのか…“正義感”が加害者を生みやすいわけ
友人や配偶者が加害者だった場合の対処法
では、加害者の傍にいる人間はどうすべきか。
「同席者が止めても、反発されかねません。その場合は相手を責める形にしないことが重要です。『あなたは間違っている』ではなく、『私はそうは思わない』と自分の意見として伝えるほうが届きやすい」
また、若い人や入社間もないような経験が浅そうな人は攻撃の対象になりやすく、その場合は上司や先輩が近くでフォローすることが第一だ。さらに、接し方にも工夫はできる。
「マニュアルどおりの文言では、怒っている人にはかえって逆効果になることがあります。淡々としすぎると、『聞いているのか』と火に油を注ぎかねない。共感の言葉や表情で、ちゃんと聞いていると伝えると怒りも和らぐでしょう」
またカスハラ加害者は、想像力を働かせることも大切だと伝える。
「正義感で動いている人なら、自分の言葉がいかに相手を深く傷つけているかと知れば、立ち止まれるかもしれません。多くの人は悪意なくやってしまっているからこそ、被害者側の気持ちを知ることも大事です」
自分の主張だけが本当に正しいのか、誰かを傷つけてはいないか。怒りをぶつける前に見つめ直してみたい。
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