今年も2人死亡16人重軽傷…地元も意見が割れる「だんじり祭り」岸和田住民に聞いた賛成派と反対派の胸の内
「うちの地域には、祭りが楽しみで仕方ない人たちがたくさんいます。実際、お祭りのために1年を過ごしているような人も少なくありません。今回の事故は本当に痛ましいことだと思いますが、だんじりに乗る人たちは、祭りがそういうものだとわかっていて、覚悟が決まった人たちが多い。安易に規制をかけてしまうことには反対です」
SNSでは、だんじりの「やりまわし」であれほど高速で走るようになったのは戦後になってからのことで、それまではゆっくり走っていたのだから、「伝統ではない」と主張する人もいる。“合法暴走族”などと揶揄する声もあるが、A氏はこれに対しても反論する。
「いくらなんでも、その言い方は酷いのではないでしょうか。伝統ではないと言いますが、このスタイルで何十年も続いているのであれば、十分に伝統だと思うのですが……どうでしょう?
それに、いまさらやりまわしを“ゆっくりやれ”と言っても、参加している人で納得する人はいないと思います。痛ましい事故が起こったことは残念です。しかし、だからといってお祭りそのものを否定するのはいかがなものでしょうか。今の形を保ちながら安全に開催することもできるはずで、そのやり方を考えていくべきでしょう」
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