今年も2人死亡16人重軽傷…地元も意見が割れる「だんじり祭り」岸和田住民に聞いた賛成派と反対派の胸の内
10月10日、大阪府内で開催された「だんじり祭り」で、だんじりを引きながら交差点を高速で曲がる「やりまわし」の最中に事故が発生。だんじりが横転したことなどにより、泉佐野市と泉大津市で会社員2人が死亡、16人が重軽傷を負った。
だんじり祭りは大阪の秋の風物詩として全国的な知名度を誇るが、これまでにも死者を出す事故が相次いでいて、“日本一危険な祭り”と呼ばれるゆえんである。そのため、「こんな危ない祭りは中止すべき」「やりまわしのやり方を見直すべきだ」など、様々な意見もある。地元の人たちの間でもこれほど賛否が分かれる祭りも珍しいかもしれない。そこで地元の人に話を聞いてみた。
■だんじり祭りで地域の結束力が強まる。覚悟を決めて参加する
大阪のだんじり祭りは毎年9月から10月にかけて岸和田市や泉大津市、貝塚市、泉佐野市など泉州地域を中心に府内各地で行われる。中でも知名度が高いのが岸和田市だろう。今回、岸和田に縁のある2人に話を聞くことができた。
市内で会社を経営する経営者A氏は、だんじりを全面肯定している。「祭りがあることによって、地域の結束力やコミュニティが維持されているし、地元愛が高まる」として開催意義を強調する。
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