北陸最大の観光都市・金沢駅の「みどりの窓口」が大混雑、平日11時で32組待ち…現場で見えてきた順番待ちが減らない構造的問題
JR東日本は「みどりの窓口」の削減を進めている鉄道会社としてたびたびネットニュースでも取り上げられるが、実はそれ以上に問題なのがJR西日本である。JR西日本も窓口の削減に積極的。その影響を受けて北陸の玄関口・金沢駅が非常に混雑している。
金沢は言うまでもなく日本を代表する観光地の1つで、日本はもちろん世界中から観光客が訪れる。能登半島地震の復興キャンペーンなどもあってか、旅行客の姿は圧倒的に多く見られるにもかかわらず、金沢駅の窓口で切符を販売する駅員の数が足りておらず、平日でも慢性的に混雑しているという。
駅員が対応する窓口4カ所のうち1カ所は閉鎖
筆者が金沢駅を訪問したのは、9月の平日の月曜日午前11時だった。休日でもなく、秋の観光シーズンにはやや早く、混雑が少ない時期と思っていたら、窓口はなんと“32組待ち”になっていた。その中には外国人もちらほらいて、言葉の壁の問題もあるのか、窓口の駅員が対応に手間取っているようだった。
しかも、金沢駅の窓口には、駅員が対応するスペースが4カ所しかない。そのうちの1カ所はこの混雑ぶりにもかかわらず、一時的に閉鎖されていた。そのため一向に順番待ちが減らない。椅子に座って待つことができるスペースがあるものの、利用者の顔を見ると、イライラしている様子がアリアリだった。
金沢駅では「指定席券売機でも切符が買える」とPRし、そちらに誘導しようとしていたが、この券売機がなかなかの曲者で、この券売機を待つと列もまったく進まないのだ。東京のターミナル駅と比べても進みが遅いように感じられた。金沢駅の場合、普段は鉄道を利用しない観光客も多いようで、操作に苦戦している。これでは、時間がかかるのも当然だろう。
外国人は外国人で券売機の操作に慣れておらず、隣にいた日本人に質問する外国人もいたが、その日本人も使い方が分からないようで、困惑しているようだった。日本の鉄道は、切符のシステムが非常に複雑なので、チンプンカンプンになっても仕方ないだろう。
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