著者のコラム一覧

有森隆経済ジャーナリスト

早稲田大学文学部卒。30年間全国紙で経済記者を務めた。経済・産業界での豊富な人脈を生かし、経済事件などをテーマに精力的な取材・執筆活動を続けている。著書は「企業舎弟闇の抗争」（講談社＋α文庫）、「ネットバブル」「日本企業モラルハザード史」（以上、文春新書）、「住友銀行暗黒史」「日産独裁経営と権力抗争の末路」（以上、さくら舎）、「プロ経営者の時代」（千倉書房）など多数。

社長交代の通信簿

三菱ケミカルグループギルソン社長退任は事実上の解任…わずか2年で退場の裏に何が？

公開日：2024/02/27 17:00　更新日：2024/02/27 17:00

筑本学新社長（左）と橋本孝之指名委員会委員長（Ｃ）日刊工業新聞／共同通信イメージズ

　石油化学大手、三菱ケミカルグループは4月1日、筑本学エグゼクティブバイスプレジデント（59）が社長に昇格する。2021年4月から経営を率いてきたジョンマーク・ギルソン社長（60）は退任。「日本における石油化学（石化）事業の再編を主導する」と意気込んでいたが、目立った成果を出せな…

この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。

(残り1,300文字／全文1,441文字)

【連載】社長交代の通信簿

前の記事住友商事が6年ぶりトップ交代 “脱資源”への転換へ新社長の目利きと決断力が試される 2024/01/31 17:00
次の記事日本航空に初の女性トップ誕生、CA出身も初…課せられるのはズバリ「収益力アップ」 2024/02/28 17:00

この連載の一覧を見る

■関連記事