著者のコラム一覧
森岡英樹経済ジャーナリスト

1957年生まれ。早稲田大学卒業後、 経済記者となる。1997年、米コンサルタント会社「グリニッチ・ アソシエイト」のシニア・リサーチ・アソシエイト。並びに「パラゲイト ・コンサルタンツ」シニア・アドバイザーを兼任。2004年にジャーナリストとして独立。

株主82万人に拡大も…前澤友作氏「カブ&ピース」のビジネスモデルは法規制に大きく左右される

公開日: 更新日:

 実業家の前澤友作氏が率いる「カブ&ピース」が、2026年1月期(第2期)の決算概況を公開した。

 カブアンドは、「お金配り」で話題になった前澤氏が24年にはじめた新サービスだ。同社が展開する電気・ガスなど生活インフラサービスを利用することで、同社の未公開株を受け取れる「株引換券」を得ることができる仕組みだ。

「前澤氏がお金配りをやめて、株配りに転換した新ビジネス」(市場関係者)で、「ポイント感覚で株主になれる」というのが売り文句だ。

 現在、ガスやモバイル通信、ネット回線、ウオーターサーバー、ふるさと納税といったサービスが提供されている。前澤氏によれば「当期のサービス利用金額(GMV)は、前期の120億5200万円から大幅に伸長し、1122億4900万円に達した」という。

「ふるさと納税」とクレジットカードサービス「カブ&カード」の利用額拡大が主因で、売上高も前期の約5倍、80億円へと急増した。

 一方、損益面では投資回収フェーズには至っておらず、通期で14億9600万円の営業損失を計上した。

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