著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

反省は敗北…東條英機という軍人には「反省」や「自制」はなかった

公開日: 更新日:
三宅正一衆院議員=1980(昭和55)年5月17日(C)日刊ゲンダイ

 東條英機の論法は、主観的願望を客観的事実にすり替えろ、という意味でもあった。誰が見てもグウの音も出ないほど痛めつけられているのに、負けたと認めないのだから、最後は壊滅する以外にない。こんな高校野球の監督のような論理(負けたと思ったら負けだ)で国民を鼓舞するというのは、実はこの戦… 

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