金子勝の「天下の逆襲」
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「マイナ保険証」の強制が日本のITを立ち遅らせている
歴史に残る愚策と言うほかない。マイナ保険証への一本化の強制のことだ。保団連の調査によれば、約7割の医療機関がトラブルを抱えているという。トラブルだらけで、JNNの世論調査でも約6割の国民がマイナ保険…
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おぞましい結果をもたらした兵庫県知事選 疑惑追及の手を緩めてはダメだ
兵庫県知事選はおぞましい結果だった。これを看過すれば民主主義の危機が訪れるだろう。権力者、独裁者はやりたい放題が可能になるからだ。 公益通報した職員に対して斎藤側近たちが犯人捜しを始めて、パ…
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トランプ返り咲きで「3つの悪」が暴走…問われる日本の民主主義
トランプが次期米国大統領になった。これから3つの悪が暴走するだろう。1つは米国内外の分断、2つ目はSNSを通じたフェイクファシズムの蔓延、3つ目は投機マネーや暗号資産などによる仮想金融資本主義の暴走…
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衆院選で自公が過半数割れも…野党は「本当の勝利」ではない
10月27日の総選挙で、自公の過半数割れになった。一方、立憲民主党と国民民主党が大幅に議席を増やした。与野党伯仲の政治になる。まずは与党も野党も首相指名をめぐって活発な駆け引きを行っている。だが、野…
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石破首相の「非公認」「比例重複禁止」にゴマカされてはタメだ
いよいよ衆院選が始まった。石破首相は今、メディアで裏金議員の公認を焦点にして問題に取り組んでいるかのように演出している。安倍派と石破の戦いが面白おかしく報じられているが、ちょっと待て。 石破…
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石破新政権は弱点続出必至も…「野田立憲」では勝てない
9月27日に行われた自民党総裁選で石破元幹事長が新総裁に選ばれた。今回の総裁選は次期衆院選の“顔”を決めることが最大の目的だった。決選投票が「小泉進次郎vs石破」だったら小泉に、「高市早苗VS石破」…
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「4代目」進次郎の答弁能力は、まるで江戸時代の歌舞伎役者だ
自民党総裁選がスタートした。下馬評では小泉進次郎元環境相が最有力だという。9人も立候補したことで議員票が分散。一般党員票の比重が大きくなるため、党員から支持が厚い小泉と石破茂元幹事長による決選投票と…
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「茶番劇」の自民党総裁選 裏金議員が「国家ビジョン」を語る危うさ
自民党総裁選を巡るテレビの報道がひどい。裏金問題にはほとんど触れず、小泉進次郎元環境相をもてはやすような報じ方はまるで芸能ニュースレベル。 進次郎の後ろ盾は森元首相と安倍派の中堅・若手だとさ…
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岸田首相「不出馬」…看板の付け替えでは自民党の裏金体質は変わらない
岸田首相が自民党総裁選への不出馬を表明した。裏金問題の責任をとったかのようなポーズを取り、退陣をもって「自民党が変わる最初の一歩」と述べた。だが、ちょっと待て。 二階元幹事長も3月、派閥の事…
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追い込まれた末の日銀「利上げ」に効果は見込めない
日銀が先月末の金融政策決定会合で、政策金利の0.25%の引き上げと、国債買い入れ額を縮小する方針を示した。いよいよ金融が正常化するかのような報道が繰り返されているが、ちょっと待て。今回の決定は、アベ…
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「金融情報資本主義」が突くアベノミクスの破綻
7月11、12日に約5兆円規模の為替介入を実施し、大統領候補のトランプがドル高是正の発言をしたことを背景に、5円ほど円高が進行した。では、このまま落ち着くのかといえば、また少しずつ円安になってきた。…
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都知事選は小池勝利…日本を救うために野党が着手すべきこと
都知事選は「萩生田百合子」こと小池知事が勝った。公開討論会も2度だけ。テレビも新聞も争点が何かについて一切報道しなかった。そのせいで彼女は4つの疑惑について都民や国民に答えず、一貫して逃げ回った。1…
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沖縄県議選で野党系が敗北…「正義」だけでは飯を食っていけない現実
沖縄県議選では国政野党系が改選前から4議席減の20議席、保守系が4議席増の28議席となり、16年ぶりに保守系が過半数を制した。大新聞は辺野古の新基地建設賛成派が反対派を上回ったと論評している。野党も…
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東京都知事選に立憲・蓮舫が出馬 構図は「赤壁の戦い」小池・自民の大軍に勝機はある
立憲民主党の蓮舫参院議員が都知事選への立候補を表明。参院議員の地位を捨てて勝負を挑む姿に、政権を取りにいくんだという勢いを感じた。久しぶりに政治家らしい決断を見て痛快でもある。 思い出された…
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リフレ派、MMTを否定しなければ日本発の通貨危機が起きかねない
6月13~14日の日銀の金融政策決定会合に向けて、投機筋の動きが再び活発になっている。5月23日に、為替レートは1ドル=157円台に戻っている。8兆円の為替介入は一体何だったのか。 さらに、…
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投機筋に見透かされた岸田失策 「円安インフレ」の悪循環が止まらない
4月29日と5月2日で計8兆円の円買い・ドル売り介入が行われたといわれている。ところが、1ドル=160円台から151円台に上がった為替レートは、1週間も経たないうちに再び155円台に戻ってしまった。…
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岸田政権によって日本の健康保険制度が破壊される
裏金問題で自壊状態の自民党が、国民生活を支える健康保険制度を破壊し始めている。 河野デジタル相は欠陥カードのマイナ保険証の強制に躍起だ。マイナ保険証での受け付けができない医療機関があった場合…
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止まらない円安インフレと武器調達コスト拡大の悪循環
岸田首相は実態解明をしないまま、裏金議員の“処分”を実行し、自らはおとがめなしである。客観的基準がない内輪の大甘処分をやりながら「国民に判断してもらう」とのたまった。支持率10%台なのに解散をチラつ…
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円安抑止効果を失った「植田バターナイフ」日銀の機能不全
日銀が3月19日にマイナス金利の解除を決めた。にもかかわらず、円安が止まらない。本来、マイナス金利を解除すれば、円高に修正されるはずだが、実態はそうなっていない。 当然だ。実はマイナス金利は…
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自民党の裏金問題は、中途半端な“改革”では政財の癒着構造は消えない
岸田首相は裏金問題の対応をダラダラと引き延ばした挙げ句、中途半端な自民党内の“改革”だけで幕引きしようとしているようだ。 政治倫理審査会が参議院に舞台を移したが、焦点は、参院選の際、改選議員…