着々進む極右政権の言論統制 スパイ関連法と国旗損壊罪という悪夢

公開日: 更新日:
「国民主権」ではなく極右「国家主義」、血まなこになって進める(C)日刊ゲンダイ

 立法事実もない国旗損壊罪に血道を上げる高市政権。その中身たるや政府の意向で何でもありの弾圧法だが、一連のスパイ法案にも同じ懸念が寄せられている。

 いよいよ、極右高市の正体露呈だが、大メディアは恐ろしいほどの無関心。このまま何でもありが加速するのか。止める手だてはないのか。

  ◇  ◇  ◇

 時計の針を戦前、戦中にグルグルと逆戻りさせている高市政権がまた一歩、「言論統制」につながりかねない法整備を前に進めたと言っていい。

 自民党は1日、日本国旗を傷つける行為を処罰する「国旗損壊罪」に関するプロジェクトチーム(PT)と内閣第1部会の合同会議を開き、同罪を新設する法案を了承。連立を組む日本維新の会との調整が終わり次第、今国会に提出し、会期内成立を目指すという。

 高市首相の肝いり法案で、「人に著しく不快または嫌悪の情を催させる方法」により「公然と国旗を損壊、除去、汚損」した場合、2年以下の拘禁刑または20万円以下の罰金を科す──との内容だ。さらに、自ら国旗を損壊する様子を撮影し、SNSなどで配信するなど「不特定多数に提出し、公然と陳列」した場合も処罰対象としているのだが、「著しく不快」「嫌悪の情」という曖昧な言葉が指す意味や内容がサッパリ分からない。 

この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。

(残り2,767文字/全文3,317文字)

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    高市内閣「辞任レース」次にゴールを切る3候補 農相の後釜は早くも週刊誌がマーク

  2. 2

    まるで高市首相就任の“ご祝儀”箇所付け…地元奈良の選挙区ばかり交付金「最大6.24倍」増額の仰天

  3. 3

    マイナンバー「1兆円利権」山分け 制度設計7社と天下り官僚

  4. 4

    消費税減税法案「衆院スピード通過」の裏にチラつく高市首相“答弁トンズラ作戦”画策の無責任

  5. 5

    イラつく高市首相が国会でも高慢炸裂! 決して非を認めない「完璧主義」に自民党のお仲間からも嫌悪感

  1. 6

    “ヤナ問題”で与野党対決激化! 苦境続く高市首相を脅かす「ドミノ辞任」次の大臣の名前

  2. 7

    高市内閣「辞任ドミノ」次は関芳弘文科相 “脱法スレスレ”パーティー常態化、怪しい会場は議員会館だけじゃない!

  3. 8

    グダグタの横浜市長選…「組織戦の“素人”候補vsカジノ争点化に躍起のパワハラ前職」の展開で終盤戦へ

  4. 9

    自民推薦の「軽い神輿」が“ゼロ打ち”圧勝 横浜新市長の政策語らぬ素人っぷりに漂う不安

  5. 10

    高市首相G7オンライン会合欠席は「業者が間に合わなかった」は本当か? オソマツ対応で損なわれる国益

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    萩本欽一〈55〉仮死状態で生まれた三男、「視聴率30%と交換してくれ」と星空に願ったら…

  2. 2

    北島三郎「90歳の選択」…都内の大豪邸からホテル住まいで前向き生活

  3. 3

    (2)佐藤輝明は阪神から抜け出したかったのか? メジャー挑戦に拍車をかけた“選手管理”への疑念

  4. 4

    日テレ森圭介アナは社労士合格 「news LOG」和久田麻由子アナ、さらなる飛躍を目指せる「資格試験」のススメ

  5. 5

    天地真理デビュー55周年「激変近影」とほほ笑みのウラ…たどり着いた“閉じた世界”の安住とは

  1. 6

    YOASOBIドーム公演は大阪・名古屋・福岡でもチケット売れ残り…「1万4000円で座席ガチャ」の不満とアーティストの切実事情

  2. 7

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  3. 8

    日本ハム「織田翔希ドラ1強行指名」に現実味 メジャー挑戦を揺るがす制度変更が“付け入る隙”に

  4. 9

    (1)忍び寄る“暗黒時代”の足音…リーグ連覇の陰で深刻化した「主砲依存」と極度の育成不全

  5. 10

    まるで高市首相就任の“ご祝儀”箇所付け…地元奈良の選挙区ばかり交付金「最大6.24倍」増額の仰天