高市首相「肝いり」でも立法事実やはり乏しく…自民党PTで配られた「国旗損壊」のトホホ事例集

公開日: 更新日:

 自民党国旗損壊罪を創設する法案の骨子をまとめた。高市首相の「肝いり」だけに、党執行部は6月前半の国会提出を目指し、条文化を急ぐ。

 承認された骨子では、対象の国旗を「社会通念上、国旗の用に供していると認識されるもの」と幅広く定義。自己所有も対象となる。高市首相が引き合いに出す「外国国章損壊罪」の場合、過去の判例で「公的機関が公式に掲げたもの」に対象が限られているのとは大違いで、より厳しい内容だ。

 しかも布や紙でつくった国旗を目的によらず「公然と損壊、除去または汚損する行為」を処罰対象とし、2年以下の拘禁刑または20万以下の罰金を科す。党プロジェクトチーム(PT)の会合では「お子さまランチの旗は対象か否か」を議論。結局、対象から外れたが、スポーツイベントや高市首相の選挙演説でも振られる日の丸の小旗とか、家にある古い日章旗の処分はどうなるのか。

 いい大人が集まって「お子さまランチ」の議論に時間を費やすなら、法案創設の理由となる「立法事実はあるのか」を話し合った方がいい。PTの配布資料からも「根拠なき立法」は明らかだ。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(4)「毎日が目標です。後ろへは戻れない」 地元・八王子のイベントで生涯現役宣言

  2. 2

    「丸亀製麺」のトリドールが過去最高益から一転、減益に見舞われた背景

  3. 3

    京本大我も父・政樹もスカウトしていたジャニー喜多川社長 成城小学校に通う頃の写真を見かけて即電話

  4. 4

    中学時代をジャージーで過ごした鈴木奈穂子が、法政大女子高から大学に内部進学してNHK人気アナになるまで

  5. 5

    歌唱力が衰えない高田みづえに早くも復活コンサートを望む声

  1. 6

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 7

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 8

    ドジャース ワイルドカードシリーズ出場ならワールドシリーズ3連覇に黄信号

  4. 9

    高市首相の「ゴキブリ投稿」に海外メディア嘲笑! キモ画像とペアで猛拡散され世界の恥に

  5. 10

    草間彌生さんを訪ねたら“いきなり乱交パーティー” 俺は考える暇もなく、とにかくシャッターを切った