広島・日髙暖己に聞いた「オリックス入団からわずか1年、19歳で移籍。心境は？」

わずか1年で広島に移籍した日髙暖己（Ｃ）日刊ゲンダイ

　――本人からアドバイスを受けることはありましたか？

「あまり聞く機会はなかったのですが、ジャベリン（陸上競技で用いられる槍）を使ったウォームアップなども由伸さんに聞きました。由伸さんは準備も凄く、一つ一つの行動に意味があるということを学びました。由伸さんの姿を見て、自分も早く（球場に）来るようにし、ウォーミングアップの種類を増やしました。初めは投げ方から真似たのですが、そういったところも真似していきたいです」

　――ブルペンでの投球ではストレートにこだわっているように見えましたが？

「もちろん、ストレートにはこだわりを持っています。自分の中では、真っ直ぐは基本。変化球も真っ直ぐありきだと考えているので、大事にしている球種です。由伸さんを超えるような、打たれないストレートを目指しています」

　――1月に移籍してから1ヶ月半。広島はどのような雰囲気ですか？

「フレンドリーっていうか、先輩方も気さくに話しかけてくれて、いい雰囲気です。自分も縮こまることなく、キャンプの初日から楽しくできています。あとは移籍してわからないことも多いので、同い年の斉藤優汰（19）についていってるって感じです」