陸上競技
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リレー侍は28年ロス五輪も“見込みなし”か…ジャマイカ、米国までバトンワーク着手で鬼に金棒
陸上の世界選手権最終日は21日、男子400メートルリレー決勝を行い、日本(小池祐貴、柳田大輝、桐生祥秀、鵜沢飛羽)は38秒35で6位。銅メダルを獲得した2019年カタール・ドーハ大会以来の表彰台を狙ったが、今季世界最高の37秒29で...
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世界陸上やり投げ北口榛花まさかの予選敗退!ハシゴ外された決勝チケット5万人の悲鳴
今大会最多の5万8643人の観衆を飲み込んだ国立競技場に待っていたのは、まさかの結末だった。女子やり投げの予選が行われた19日、大会連覇を目指したパリ五輪金メダリストの北口榛花(27)が予選敗退。「走りと技術が噛み合わなかった。春先...
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【19日19時半〜】やり投げ北口榛花の"3連覇"への道は「予選で62m」…日大時代の恩師が指摘
【女子やり投げ予選A組】(19日19時30分〜) 今年の世界選手権(世陸)は北口榛花(27)の大会と言っても過言ではない。 22年オレゴン大会で日本陸上女子フィールド種目で戦前戦後を通して五輪、世界選手権で史上初となる...
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400m中島佑気ジョセフ「ロス五輪メダル取り」の条件…世界陸上は日本人史上最高位をマーク
「やっぱりメダル取りたかったですね」 世界陸上は18日、国立競技場で男子400メートル決勝が行われ、中島佑気ジョセフ(23=富士通)が、1991年東京大会で7位に入賞した高野進以来、34年ぶりの決勝で44秒62をマーク。日本人...
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15年前に“茶髪&へそピアス”で話題だった美人陸上選手は39歳、2児のママ…「誹謗中傷もあって病んだことも」
今月13日に開幕する「東京2025世界陸上」。東京での世界陸上は34年ぶりで、トップ選手のパフォーマンスを間近で見られることに胸が躍る。近年はオシャレな選手が増え競技場が華やかなのもうれしいが、15年ほど前、100メートルハードルの...
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女子やり投げ北口榛花サマサマ…過去最高記録を更新した世界陸上チケット販売好調のカラクリ
陸上の世界選手権開幕(9月13日)まで残り10日となった3日、世界陸上財団が会場の国立競技場で会見。 2022年の開催決定当初、懸念されたチケット販売は好調で、すでに45万枚を突破し、日本で行われた過去2大会(91年東京、0...
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日本のマラソンに火をつけた山田敬蔵の思い出…戦後80年、忘れていけない足跡がある
毎朝、近くのコンビニに新聞を買いに行く。ネットは使い手主体だから情報が自分本位に偏るのだ。若い頃は人と会って考えを洗う機会もあったが、年を取ればそうもいかない。さまざまな話題が載る新聞は考えるヒント、180円は安い。 8月は...
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“鉄人”田中希実「観客をあっと言わせたい」…日本選手権1500m史上初の6連覇にも不満顔のワケ
それでも、「女王」に笑顔はなかった。 9月の世界選手権東京大会の選考会を兼ねる日本選手権が6日、最終日を迎えて女子1500メートルの田中希実(25)が4分4秒16のタイムで史上初の6連覇を達成。だが、レース後の本人からは不満...
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やり投げ北口榛花 貫禄の大会連覇で見せたさすがの修正力…9月の世界陸上へ敵なし
国立競技場で女王の笑みがはじけた。 昨夏のパリ五輪女子やり投げの金メダリスト、北口榛花(27)が五輪後初の国内大会で貫禄の優勝。64メートル16の好記録で大会連覇を果たした。 「内容的にはかなりバラつきがあった。64メ...
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ユニクロ女子陸上競技部の要職に就任 青学大・原晋監督が日刊ゲンダイに語った「野望」
ユニクロ女子陸上競技部は昨13日、青学大の原晋監督(58)がスペシャルアドバイザーに就任することを発表した。 今年1月の第101回箱根駅伝で青学大を2年連続8度目の優勝に導いた原監督の手腕に目をつけたユニクロの柳井正代表取締...
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時代遅れの陸連がひねくり出したマラソン代表選考の分かりづらさと後進性、違和感
国内のマラソンシーズンが終わり、来週、東京で開かれる世界陸上選手権(9月)の代表内定選手が発表になる──。 マラソンの代表選考は常に揉めてきた。すんなり決まったのは宗兄弟と瀬古利彦が代表になった1980年のモスクワ、84年の...
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日本陸連の呆れた体質…競歩・池田向希の「濡れ衣ドーピング処分」にまるで他人事
ドーピングで騒がしい。 テニスでは世界ランク1位、全豪オープン覇者のヤニック・シナーの処分をめぐり選手会が割れている。競歩の池田向希の処分確定はより身近で深刻だ。 東京五輪の銀メダリストは昨年、世界陸連(WA)の監視...
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久保凛が全国高校女子駅伝で16人ごぼう抜きも…五輪も世界陸上も無縁の駅伝で潰してはいけない
女子800メートルの日本記録(1分59秒93)を持つ久保凛(東大阪大敬愛2年)が、初の都大路で圧巻の走りを見せた。 2区(4.0975キロ)でバトンを受けたときは、トップの長野東から53秒差の21位。そこから前を行く走者を1...
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女子マラソンで2時間10分切り…日本は記録を追うより五輪一本に的を絞るしかない
マラソンの記録が伸び続けている。2時間切りが秒読みに入った男子に続き、女子でも記録が出た。 10月13日に行われたシカゴで、ルース・チェプンゲティッチ(ケニア)が2時間9分56秒で女子初のサブテンを達成。男子のサブテンは19...
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北口榛花の地元凱旋パレード決定!北海道民が札幌五輪より期待「時の人」のプレミア度
北の大地が沸いている。 北海道旭川市の今津寛介市長は28日の定例会見で、パリ五輪の陸上女子やり投げで金メダルを獲得した北口榛花(26)の凱旋パレードを10月13日に開催すると発表。市民栄誉賞の贈呈も決めた。JR旭川駅前の歩行...
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やり投げ金メダル北口榛花 日大時代の監督に聞いた「寝転がってカステラをパクリ」に見た強さ
パリ五輪で獲得した日本のメダルは金20、銀12、銅13。中でも感動を呼んだのは女子やり投げの北口榛花(26)の一投だろう。マラソンを除く陸上競技で日本女子初となる金メダルの快挙を成し遂げた。北口といえば、昨年の2度の日本記録更新、2...
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日本リレー侍の露呈した限界…バトンワークやコーナーワークでは埋まらない海外勢との走力差
日本を代表するスプリンター達が涙を飲んだ。 8日の予選で第1走者だったサニブラウン・ハキーム(25)を第2走に起用するなど、メンバーを変更。「ぶっつけ本番だった」(サニブラウン)ものの、前回の東京大会で失敗したバトンワークの...
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陸上女子1500m田中希実 充実感たっぷりの準決勝敗退「タイムだけじゃなく、中身の詰まったレースになった」
日本女子中長距離のエースの挑戦は終わった。 女子1500メートルの日本記録保持者で2021年東京五輪8位入賞の田中希実(24)が日本時間9日、準決勝で敗退した。 3分59秒70の快走を見せたが、突破ラインの6位までに...
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またフランス忖度?陸上400mリレー日本快挙のウラで「2つの疑惑」…柔道だけじゃないモヤモヤ
日本時間8日の陸上男子400mリレー予選で日本が7大会連続8度目の決勝進出を果たした。予選1組目で走ったサニブラウン、柳田大輝、桐生祥秀、上山紘輝の日本は38秒06のタイムで4着。自動的に決勝に進める3着以内は逃したが、タイム順で進...
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村竹ラシッド 不完全燃焼でも「世界から一番遠い種目」で日本人初のファイナリストの快挙
ついに厚い壁を崩した。 2022年世界選手権代表の村竹ラシッド(22)が日本勢初となる決勝進出を決めた。 準決勝は各組上位2人、そのほかのタイム上位2人が決勝に進む。1組目に走った村竹は、10台あるハードルにほとんど...
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男子4×100mリレー 東京五輪の悪夢を振り払う走順はこうだ!日本メダルは各自己ベストから見て十分あり得る
近年の世界大会は37秒台中盤ならメダル圏内で、日本が100メートルで9秒台か10秒0台の走者をそろえればこのタイムに近づける。自己ベストからみて十分可能だが、6月30日の日本選手権100メートルでは不安要素も見え隠れした。 ...
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110m障害・泉谷駿介、村竹ラシッド 両者ともメダルの可能性十分も…「勝とうと思ったら負ける」
泉谷駿介は昨年、初出場のダイヤモンドリーグ(DL)第6戦で優勝(13秒22)。日本人でDLのトラック競技を制するのは史上初の快挙だった。第10戦では世界選手権2連覇(当時)のグラント・ホロウェイと接戦を演じて2位。世界選手権でも、日...
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陸上1500m田中希実 記録から見る決勝への道…救済措置で準決勝進出、運を活かせるか?
2日に行われたパリ五輪陸上5000mで予選敗退した田中希実(24)の落胆は大きかった。「現実が受け入れられない。自分の中での五輪が終わってしまったような気持ち。5000で(力を)出し切ってから、1500はただ楽しむだけというイメージ...
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陸上女子・久保凜「800m日本新記録」でも届かない…まだまだ分厚い五輪の壁
あの田中希実(24)を破った陸上界の新星がさらに輝いた。 東大阪大敬愛高2年の久保凜(16)が女子800メートルで日本新記録となる1分59秒93をマークしたのだ。 15日の「陸上・長距離強化記録会」(奈良・橿原)。久...
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桐生祥秀が日本選手権5位完敗…個人種目でのパリ五輪絶望的、日本のリレーメダルも絶望的
敗者とは思えない、すがすがしい表情だった。 「全力で走った。で、負けた。そんな感じです」 元日本記録保持者の桐生祥秀(28)が30日の日本選手権男子100メートルで5位と完敗。雨中の悪コンディションだったとはいえ、タイ...
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陸上1500m田中希実が5連覇で五輪切符獲得 7位ドルーリーは肉体的課題で「パワフルさに欠ける走り」
陸上日本選手権2日目(新潟)に行われた女子1500メートル決勝は田中希実(24)が4分01秒44秒で優勝。参加標準記録(4分02秒50)を突破し、5000メートルに続く2種目のパリ五輪代表内定となった。田中は29日の800メートル予...
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酷暑はむしろ歓迎、男子競歩は「メダル独占」まである…92年五輪戦士が語る日本の強み
2016年リオ大会の50キロで荒井広宙が銅、前回の東京大会では20キロで池田向希が銀、山西利和が銅。世界選手権では15年北京大会からメダルが途切れたことがない日本。今や競歩王国となったが、パリではどうか。1992年バルセロナ五輪50...
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サニブラウン100mで自身初の五輪代表入り! 参加標準記録を0.01秒切る
陸上男子のサニブラウン・ハキーム(25)が30日、世界最高峰シリーズのダイヤモンドリーグ第6戦(ノルウェー・オスロ)の100メートルで9秒99をマークして2位に入った。日本陸連が定めるパリ五輪の参加標準記録(10秒00)を突破し、同...
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世界で旋風「厚底シューズ」のメリットや弊害、疑問…スポーツバイオメカニクスの専門家に聞いた
国内の陸上競技は2023年度のロードシーズンが3月で終了した。マラソンや箱根大学駅伝などに出場した多くの選手が「厚底シューズ」(厚底)で自己記録を伸ばし、女子マラソンでは前田穂南(天満屋)が大阪国際で2時間18分59秒をマーク。19...
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大学駅伝三冠監督が「全国都道府県対抗男子駅伝」を「目を皿のようにして」見ていた理由
長野の3連覇で幕を閉じた今年(21日)の全国都道府県対抗男子駅伝(広島市・平和記念公園前発着)。4区(5キロ)で首位に立ち、区間賞を獲得したのが長野・佐久長聖高3年の永原颯磨。3000メートル障害の日本高校記録(8分32秒12)を持...