巻頭特集
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ヤキが回った安倍政権 恐らくカジノも頓挫だろう
「捜査機関の活動内容に関わる事柄で、答えを差し控えたい」 菅官房長官は19日の会見でこう答えるのが精いっぱいだった。 東京地検特捜部が内閣府副大臣だった自民党の秋元司衆院議員の事務所に…
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類は友を呼ぶのか ウサン臭い連中ばかりの安倍首相の周辺
次から次だ。アベ友たちのロクでもない実態が続々と明るみに出ている。前代未聞なのは、東京地裁に「レイプ男」の烙印を押された元TBSワシントン支局長の山口敬之氏(53)だ。2016年6月に「総理」なる安…
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徹底検証が必要 安倍首相のお友達はなぜ逮捕を免れたのか
「日本の#MeToo運動のシンボルが勝訴」「レイプ容疑の損害賠償で勝訴」――。英BBCや仏AFP通信など海外メディアが続々と速報したことからも、注目度の高さが分かる。 ジャーナリストの伊藤詩織…
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何から何まで頓挫・ブン投げ 問われる邪な政権の存在理由
来年度から大学入試センター試験に代わって実施される「大学入学共通テスト」の国語と数学の記述式問題が、ついに導入見送りに追い込まれた。 17日、萩生田文科相が閣議後会見で発表。「受験生の不安を…
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政権奪取は夢物語 国民に見透かされている野党の本気度
国民の「アベ離れ」が鮮明になってきた。 共同通信社が14、15両日に実施した全国電話世論調査で、安倍内閣の支持率が42・7%と、11月の前回調査から6・0ポイント減少した。不支持率は43・0…
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いつの間にか2島返還も絶望 総辞職モノの安倍外交
「北方領土問題にいよいよ終止符が打たれる」「日ロ平和条約の締結交渉が本格化する」「高まる元島民の期待」――。北方領土交渉のヤマ場と目された2016年12月の山口・長門市での日ロ首脳会談から、15日で丸…
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露骨な特定大企業優遇 とことん庶民をなめきった税制改正
この政権は、どこまで国民をコケにすれば気が済むのか。 自民・公明両党が12日に決めた2020年度の与党税制改正大綱は、常軌を逸している。庶民からは取れるだけむしり取り、そのカネを大企業の減税…
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止まらない醜聞炸裂 「最長政権」みじめな転落が始まった
〈安倍総理が本気で憲法改正をやるなら、もう一期、つまり総裁四選も辞さない覚悟が求められるでしょうね〉 発売中の月刊誌「文芸春秋」での麻生副総理のこの発言が、自民党内に波紋を広げているという。「…
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冷血政権「人生100年戦略」と高齢者・庶民の生き地獄
狂乱増税の影響が鮮明になってきた。 財務省と内閣府が11日、2019年10~12月期の法人企業景気予測調査の結果を公表したのだが、その数値が衝撃的だ。大企業(資本金10億円以上)の全産業の景…
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官邸が介入「NHK新会長人事」聞き捨てならない裏側と今後
NHKの官邸支配が一層進み、公共性がますます失われかねない。NHKの新会長人事をめぐり、聞き捨てならない裏側が報じられ、臆測が飛び交っている。 NHK経営委員会は新会長にみずほフィナンシャル…
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「閉会」は裏目に出る 支持率急落は「逃げているから」
狂い咲きの「桜」がまだ満開の中、臨時国会が9日、閉会した。安倍首相が自ら主催した「桜を見る会」を巡り、おびただしい数の疑惑を残したまま、幕引きしたのだ。 閉会日恒例の首相会見でも安倍は、冒頭…
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憲法も入試改革も頓挫 大風呂敷を広げるだけの安倍首相
山積みの疑惑を何ひとつ晴らさないまま、安倍首相はまたも逃げ切ろうとしている。「桜」が狂い咲きした臨時国会は9日、閉会。首相主催の「桜を見る会」をめぐる疑惑は次から次へと噴出しているが、臭いモノにはフ…
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台風補正という嘘とゴマカシ 失政隠しの13兆円景気対策
今こそアベノミクスを加速し、課題の克服に取り組むべき――。よくもまあ、そんな小っ恥ずかしいフレーズを繰り出せるものである。 安倍政権が5日に閣議決定した緊急経済対策。国や地方の財政支出などの…
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予算委を開けば済むこと 桜疑惑に幕引きできない安倍首相
安倍首相は9日の会期末を指折り数えているのだろうが、国会を閉じたからといって、数々の疑惑が消えてなくなるわけではない。 この臨時国会、説明責任からひたすら逃げ続けたのが安倍だ。「桜を見る会」…
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骨までしゃぶられる日米蜜月 それをごまかす嘘・ペテン
安倍政権による売国がまた進んだ。参院本会議で4日、日米貿易協定の承認案が自公与党や日本維新の会などの賛成多数で可決された。 実質的な交渉開始は今年4月。それからわずか8カ月半という異例のスピ…
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子供だまし答弁タレ流し 「桜」幕引きに加担の大メディア
政権側は「これで逃げ切った」と、すっかり幕引き気分のようだが、冗談じゃない。国民の不信感は増す一方だ。 「桜を見る会」の一連の問題で、説明責任から逃げ回っている安倍首相。2日の参院本会議で12…
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消費税増税→景気悪化→大型景気対策の場当たり政治
今だけ、カネだけ、自分だけ。バラマキ自民党政治の復活だ。 政府が近く取りまとめる新たな経済対策について、財政支出の規模を10兆円超とする方針を固めた。今夏から秋にかけて相次いだ台風や大雨被害…
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“逃げ恥”内閣を続けさせる無意味 末路は嘘の上塗り総辞職
TBS系ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」がヒットしたのは、もう3年前。タイトルはハンガリーのことわざで「自分の戦う場所を選べ」ということを意味し、今いる環境にしがみつかず逃げることも選択肢に入れて、…
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消費動向で衝撃のデータ 増税の影響軽微は大ウソだった
この国はもう二度と立ち直れないのではないのか。 経産省は29日、10月の鉱工業生産指数(2015年=100、季節調整済み)を公表。速報値は98・9で、前月を4・2%下回った。指数が100を割…
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“姑息の極み”首相会見「これで幕引き」などあり得ない
臨時国会の会期末まで2週間を切った。狂い咲きの「桜」が席巻する国会で野党が攻勢を強めている。首相主催の「桜を見る会」をめぐる私物化疑惑を追及する立憲民主党などの野党4党は28日、政府が招待者推薦枠に…