【プレミアム会員限定】オンライン講座 金子勝
-
金子勝(第36回)「亡国の愚策、マイナ保険証はいちからやりなおせ」
石破首相は見直しの検討を匂わせていたくせに、強行された保険証の発行停止。これにより、マイナ保険証への移行を強制させようとしているが、そもそも、この時代になぜ、スマホのアプリではなく、プラスティック…
-
金子勝(第34回)「経済のどん詰まりを打破するために」
多くの国民は知らないが、今年の通常国会で食料・農業・農村基本法が改正された。この改正に金子教授は危機感を強くし、今度、改正法の問題点をえぐるブックレットを出した。なにしろ、戦時統制下のような発想で…
-
金子勝(第33回)「経済のどん詰まりを打破するために」
財政学者の金子勝氏は国民民主が主導する税金バラマキに税制ポピュリズムだと痛烈に批判している。103万円の壁があるから就業者が増えないというが、これを突破しても社会保険加入義務が生じる106万円の壁…
-
金子勝(第32回)「経済のどん詰まりを打破するために」
自民党の総裁選を金子勝教授はどう見たか。「選挙の顔」を決めるTVショーで、無責任にウける政策を並べただけ。誰もビジョンを語らなかったと落胆する。岸田前首相でさえ、総裁選のときには新しい資本主義やデ…
-
金子勝(第31回)「経済のどん詰まりを打破するために」
金子先生は裏金問題を自民党の体質と看破する。体質というより、自民党の政治体制そのもの、レジームに起因すると言い切る。とりわけ小選挙区制になってからというもの、世襲議員が跋扈し、小選挙区という王国で…
-
金子勝(第30回)「経済のどん詰まりを打破するために」
自民党の総裁選が始まるが、金子先生は大メディアの報道に大きな危機感を抱いているという。岸田首相が総裁選不出馬を決め、総裁候補者が乱立したことにより、肝心の裏金問題の追及がうやむやになり、テレビメデ…
-
金子勝(第29回)「経済のどん詰まりを打破するために」
金子勝さんはつい最近、「高校生からわかる日本経済」(かもがわ出版)を上梓した。なぜ、日本はどん底なのか。なぜ、賃金が上がらないのか。なぜ、子どもが減ってしまうのか。すべての疑問に答えた本だが、講義…
-
金子勝(第28回)「経済のどん詰まりを打破するために」
小池百合子都知事が圧勝した都知事選。金子勝さんは「ファシズムの恐怖」を感じたという。現職の小池都知事が公務優先を理由に公開討論会やTV討論会から逃げ回り、噴出する疑惑にも答えず、裏金自民党と裏でつ…
-
金子勝(第27回)「経済のどん詰まりを打破するために」
今度の都知事選、金子氏は二つの意味で注目している。ひとつは、これが政権交代の前哨戦になることだ。衆院3補選、静岡県知事選、各地方自治体選挙で負け続けている自民党だが、東京都も落とせば、それがたとえ…
-
金子勝(第26回)「経済のどん詰まりを打破するために」
今年の正月、多くのエコノミストは円高を予想したものだ。彼らは日銀のマイナス金利解除後も円安が止まらない現状をどう言い訳するのか。円安を予想していた金子氏は、自分が彼らと視点が違うこと、彼らはアベノ…
-
金子勝(第25回)「経済のどん詰まりを打破するために」
岸田首相の「物価上昇と賃上げと好循環」はあり得ないという金子氏は、さらに衝撃的な事実を告発する。岸田首相が国民皆保険を壊そうとしていることだ。紙の保険証を廃止するマイナ保険証の義務付けは、自分たちの失…
-
金子勝(第24回)「経済のどん詰まりを打破するために」
マイナス金利を解除したのに急激な円安がすすむ日本。この異常事態をどう見るべきか。金子氏は「日本は投機筋に見透かされ、狙われる国になったんです」と言う。投機マネーに狙われる弱点を抱えているのだ。その弱点…
-
金子勝(第23回)「経済のどん詰まりを打破するために」
賃金と物価の好循環が実現しつつあるかのような報道がなされている。連合の集計では5%を超える賃上げの回答が出たからだ。しかし、これは鵜吞みにはできない。組合のある企業、大企業の数字で、日本では中小企業の…
-
金子勝(第22回)「経済のどん詰まりを打破するために」
日銀がマイナス金利を解除した。17年ぶり、歴史の転換と大マスコミは書いていたが、実は短期国債の利回りは今年2月からマイナスからプラスに転じていた。つまり、実態はマイナス金利は解除されていたのであっ…
-
金子勝(第21回)「経済のどん詰まりを打破するために」
自民党の酷さは嫌というほど見せつけられているが、政権交代が起きないのはなぜなのか。もはや、政権交代以外に経済の行き詰まりと政治の腐敗堕落を止めようがないだけになおさらだ。しかし、金子氏はアジェンダ…
-
金子勝(第20回)「経済のどん詰まりを打破するために」
一連の裏金疑惑と政倫審騒動ではっきりわかったのが、自民党はもはや統治能力を完全に消失したという事実だ。公然たる脱税なのに納税もしない、説明もしない。答弁能力の劣化もひどく、金子氏は立憲民主党の追及…
-
金子勝(第19回)「経済のどん詰まりを打破するために」
2024年の世界を見渡したとき、金子氏は「世界的に保守リベラルが崩壊しているのではないか」と指摘します。ドイツのメルケル首相が退陣し、バイデンは戦争を煽るだけ。イスラエルのジェノサイドも容認です。…
-
金子勝(第18回)「経済のどん詰まりを打破するために」
金子勝さんは今の日本を「裏金国家」と断じています。政治家は裏金を貯めこみ、政府は予備費という財布で好き勝手をし、官僚は基金を通じて、掴み金を手にする。こんな悪事を働いても、検察、メディアを牛耳り、…
-
金子勝(第17回)「経済のどん詰まりを打破するために」
なぜ、日本経済は衰退し続けているのか。自然エネルギーで大きく出遅れているのが決定的だが、こうなった背景にはどうしても原発を動かし続けたい経産省の「原発は安い」というウソがある。自然エネルギーのコス…
-
金子勝(第16回)「経済のどん詰まりを打破するために」
今は50年周期の大返還の時だと金子氏は言う。50年前の1970年代はニクソンショック、第4次中東戦争、石油ショックなどがあった。その前の1910年代は第一次世界大戦、ロシア革命である。50年周期に…