阿部巨人が今オフFA補強で狙うは…“複数年蹴った”中日・柳裕也と、あのオンカジ選手
巨人に自力優勝消滅の危機が迫っている。
17日はヤクルトに逆転負けで2連敗。借金は再び「1」となった。
先発の西舘は、援護をもらった後に2度同点に追いつかれ、7回途中10安打2失点。八回に3番手の大勢が勝ち越しを許し、ジ・エンドとなった。
17日現在2位につける巨人だが、首位阪神とは9ゲーム差。ここまで阪神に4勝11敗と一方的にやられており、評論家諸氏からは、逆転は「危険水域」「絶望的」との声も聞こえ始めた。
レギュラーシーズン143試合のうち86試合を消化。球宴前の前半戦といっても、とっくに折り返し地点を過ぎている。当然、水面下では来季に向けたチーム編成が動き出す時期でもある。
苦戦の最大の要因は、岡本和真(29)が左肘靱帯損傷のため、5月7日から離脱したことによる得点力不足。登録を抹消されるまで、主砲は全32試合に4番として出場し、打率.308、8本塁打、25打点で、いずれもリーグ3位以内の高水準を保っていた。
球団は今月に入って乙坂の補強やフルプの支配下昇格など、手は打っているものの、7月はここまで12試合で1試合平均1.9得点。3、4月を同3.4得点からスタートしながら、5月は2.7得点、6月は2.4得点と右肩下がり。7月は現在4勝7敗1分けだが、12戦中11戦が1点差以内。なかなかチャンスをモノにできない歯がゆい試合が続いている。そうなると、今秋のドラフト戦略もおのずと決まってくる。
さる球界関係者がこう言った。