さや氏の過去と素顔が次々と…音楽家の夫、同志の女優、参政党シンボルの“裏の顔”
参政党旋風のシンボル、さや氏(43)をめぐるナゾの一部が明らかになった。参政党は公式サイトで23日、「本名は塩入清香(しおいりさやか)と申します」と公表し、「選挙戦におきましては、シンガーおよびキャスターとして長年親しんでいただいた『さや(saya)』という名前で出馬させていただきました。これは、多くの方々に覚えていただきやすいという戦略的な理由もございました」などと説明した。
しかしながら、今回の参院選で初当選という結果を受け、「国会議員としての公的責任を果たすうえで必要不可欠と考え」たという。体調に不安を抱える家族への配慮もあったといい、迅速な対応にも見えるが、関係者からはこんな見方が出ている。
「総務省がHPにアップした『結果調』に本名が記載されましたし、それを見たマスコミに報じられるのは時間の問題だから、先に公表しようとなったというのが実情ではないでしょうか。もっとも『さや』にした背景として、本名だと同じ東京選挙区から出馬し当選した立憲民主の塩村文夏氏がいたため、名前の“響き”がかぶってしまうのを避けたとも囁かれています」
いろんな思惑や計算があったようだが、「さや氏に関しては、まだまだ、知られていないところがあります」と、今回の選挙を取材したマスコミ関係者はこう言う。
「2014年の東京都知事選で、彼女が元航空幕僚長の田母神俊雄候補を応援する『田母神ガールズ』のひとりだったことは公になっていますが、そのときの名前は『扇清香』。現在の姓は夫のもので、その夫がピアニストの塩入俊哉氏ではないかという部分などは伏せられています。塩入氏とは、塩入氏の演奏で歌う動画もネットにあります。いずれ明らかになりそうな話ばかりなのに、どうしてもう少し早い段階で経歴をつまびらかにしなかったのか疑問です」