著者のコラム一覧
芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

小芝風花&森川葵はナゼ外れた? 来秋朝ドラ「ばけばけ」ヒロインを髙石あかりが射止めた舞台裏

公開日: 更新日:

 2025年後期のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』のヒロインが髙石あかり(21)に決定した。『ばけばけ』は、日本の怪奇な逸話を英語でまとめた『怪談』の作家として知られる小泉八雲(出生名はパトリック・ラフカディオ・ハーン)の妻となった、松江の没落士族の娘・セツさんの半生を描いていくドラマだ。

 今年6月に制作決定の一報があって以来、人気女優の登龍門と位置付けられているそのヒロインが誰になるのか、芸能関係者の間では話題になっていた。筆者は、『ばけばけ』制作決定の一報の直後に、"本命は森川葵(29)、小芝風花(27)、橋本愛(28)の3人"という記事を『日刊ゲンダイ』に書いた。演技力の裏付けはもちろんのこと、所属プロダクションとNHKの関係、女優のNHKへの高い貢献度を複合的・多角的に取材した上で書いたのだが、答えは、3人の"ひと世代下"と言っていい、21歳の髙石だった。

『ばけばけ』のキャスティング責任者と言われているプロデューサーであり制作統括の橋爪國臣氏が“小泉セツ像”について、「20歳を過ぎたばかりの、まだ何色にも染まっていない女優」と考えていたことを筆者がしっかり読み取ることができなかったことが髙石を外してしまった理由だと考えている。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  2. 2

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  5. 5

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  1. 6

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  2. 7

    レーダー照射問題で中国メディアが公開した音声データ「事前に海自に訓練通知」に広がる波紋

  3. 8

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  4. 9

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  5. 10

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」