参政党のあきれるデタラメのゴマカシ連発…本名公表のさや氏も改憲草案ではアウトだった
参院選で躍進した参政党が連日、軌道修正を迫られている。要するにデタラメのゴマカシだ。
23日は東京選挙区(改選数6+補選1)で2位当選したさや氏が党公式サイトを通じ、本名を公表。〈「塩入清香(しおいりさやか)」と申します。選挙戦におきましては、シンガーおよびキャスターとして長年親しんでいただいた「さや(saya)」という名前で出馬させていただきました。これは、多くの方々に覚えていただきやすいという戦略的な理由もございました〉などと説明した。
文春オンラインに本名のほか、22歳年上の音楽家の塩入俊哉氏と結婚に至った経緯なども報じられたからか。そもそも、国家主権をうたって国民の睡眠にまで口を出す改憲草案では〈候補者及び議員の本名、帰化の有無、収支等の情報は公開される〉(13条)としているのに、ルールを無視していたわけだ。デタラメ草案だからスルーしていたのか。
投開票日に会見した神谷宗幣代表は改憲草案について、「(参院選の候補者は)いやあ、ちゃんと読んでないんじゃないですかねえ」と発言。「候補者に必ず読むようにというふうには徹底していない」とシレッとしたもので、「外国人に特権?特に日本ではないんじゃないですか」とも言っていた。