外国人共生 「団地」は日本の縮図
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(5)団地内は全く異なる習慣を持つ多国籍世帯のパラレルワールドに
東京・中野区の大規模団地「鷺宮西住宅」で増え続けるネパール人世帯。いつの間にか住み着いていて、すれ違っても互いに挨拶なし──。団地内は全く異なる習慣を持つ多国籍世帯がパラレルワールドのごとく存在して…
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(3)団地の恒例行事である花火大会は「誰のため?」大義を見出せず中止に
昭和の団地は子どもが主人公だった。昔から子どものための花火大会を恒例行事とする団地も少なくなく、鷺宮西住宅(東京・中野区)もそれを繰り返してきた。 半世紀を経た近年は集まる顔ぶれも大きく変わ…
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(3)「ゴミ出し」マナー改善狙い「第1回ネパール人世帯会議」開催
2022年9月、鷺宮西住宅(東京・中野区)で防災訓練が行われた。これまで“没交渉”だったネパール人世帯や中国人世帯が参加したという意味で、一つの転換点となった。 一方でネパール人世帯の話から…
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(2)住人名簿すらない団地…“若返った”自治会長は防災から外国人世帯との接点を探る
団地の中の外国人問題に、鷺宮西住宅(東京・中野区)の自治会は手をこまねくばかりだった。ところが2022年以降、多文化共生を課題にしたさまざまな取り組みが積極的に行われるようになった。自治会は、当時7…
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(1)外国人世帯が3割超 相互交流は大事だけれど…日本人世帯の不満は限界に
にわかにクローズアップされてきた外国人問題だが、高齢化が進む「団地」に外国人ファミリー世帯が増加する構図は、現代ニッポンの縮図。東京・中野区の「鷺宮西住宅」から見えたものとは──。「規制」も「共生」…
