「風変わりな役」ひと筋で知顔度抜群 古舘寛治は経歴も異色
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だが役者の世界はそんなに甘くない。バイトをしながら平田オリザが旗揚げした劇団・青年団に所属する。
「当時、演出家から“君は俳優に向いてない！”と言われたことがあるそうですが、それでも役者をやめようとは思わなかったそうです。塾講師をはじめ、つい数年前までいろんなバイトをしていた苦労人でもあります」（芸能ライター）
そんな時、印象的なＣＭに抜擢され、次第に俳優としての道が開けてきたのが、アラフォーになってから。端役脇役の仕事が次々と入るようになる。ただし、特徴のある役柄ばかりだった。
「出世作でもある『リーガルハイ』では負け続ける弁護士、『ごちそうさん』では詐欺師、映画『タリウム少女の毒殺日記』では女子高エロ教師と、クセのある役を演じさせたらピカイチ。本人も“カッコよくてモテる役とか、善良な先生とかやってみたい”と言いますが、難しいでしょう（笑い）」（テレビ関係者）
存在感のある名脇役としてさらに出演作が増えていきそうだ。
