制作側が信頼寄せる ムロツヨシの「舞台で鍛えたアドリブ力」

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 映画ドラマ、バラエティー、CMに引っ張りだこだ。今年だけでも、「幕が上がる」「明烏」と2本の映画に出演したうえ、ドラマでは「ウロボロス」(TBS系)、「恋愛あるある。」(フジテレビ系)で“おいしい役”を演じ分け、7月スタートのTBS日曜劇場「ナポレオンの村」では、主演の唐沢寿明の邪魔をする市長の腰巾着を好演している。

 ムロツヨシの人気は俳優業以外にも広がっている。役者人生20年で初めてつかんだCM「飲む朝食 フルーツグラノラ」では深田恭子と共演。さらに、NHKのコント番組「LIFE!」やTBSのバラエティー「カクガリ君!」にも出演中で、「今最もスケジュールが押さえにくい脇役のひとり」(テレビ局関係者)と言われるほどの人気者だ。

 人気の秘密は、ウザイほどのふざけぶり。「ナポレオンの村」の完成披露試写会では、主演の唐沢から「アドリブ満載の変な芝居ばかりするんです」と呆れられ、その唐沢にしつこく絡みすぎてしまい「うるさいなぁ。俺とおまえのトークショーじゃないんだよ」とクギを刺されてしまったほど。それでもまったく反省の気配すら見せないところが、ウザイけど面白いと評判になっているのだ。

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