小日向文世さん“至福の時”はメダカを眺めながらウイスキー

小日向文世さん（Ｃ）日刊ゲンダイ

　今は基本的には早く帰って家で飲むのが好きですね。男同士で飲んだってどうせ愚痴でしょ？　よっぽど可愛い子がいるなら別だけど、６０代半ばの初老のオッサンなんて若い子は相手にしたくないでしょ（笑い）。早く家に帰って、ゆるーい服に着替えてゆっくり飲むのが好きです。夕飯を食べた後はウイスキーを飲みます。チョコレートと合うんですよ。ウイスキーはね、台本を読むことができるんです。日本酒はダメ。ウイスキーなら台本が読めてセリフを覚えられる。

　それから音楽。パソコンの前に座ってヘッドホンをして、ユーチューブで青江三奈の「恍惚のブルース」とか聴くのが最高！　なんでも聴くけど、洋楽だったら「１０㏄」の「Ｉ’ｍ　Ｎｏｔ　ｉｎ　Ｌｏｖｅ」なんていいですよね。４時間ぐらいずっと聴いてます。ああ、それから最近は松田聖子さんもいい！　薬師丸さんもよく聴きます。夏川りみさんも。

　家飲みの話でもうひとつ。家にメダカの学校があるの（笑い）。メダカがものすごく繁殖したんです。メダカ用の小さな踊り場を暗くして水槽だけ明かりをつけて、メダカを眺めながら、飲むんです（笑い）。やはりいい曲をかけながらね。メダカを見ているだけでリラックスできて和みます。