上沼恵美子が試される…フジテレビの“実験”は吉と出るか

コテコテがじわじわと…（Ｃ）共同通信社

　実際、祝日だった１１日の放送後には、普段は仕事や学校でこの枠を見ない層から「意外と面白かった」「上沼恵美子のトークはさすが」という好反応もあり、中には「毎日録画したい」という声も。

　とはいえ、関西で昨年放送されたものだから話題は古くなるし、そもそも週１のバラエティーを連日放送するというのは異例。前出の亀井氏は「これは実験でしょう」とこう語る。

「フジテレビでの放送は今月２２日まで。その間に、上沼恵美子がテレビをリアルタイムで見る関東の視聴者にどこまで受け入れられるかが試されます。ドラマ再放送時の視聴率は２～３％台でしたから、これを上回るようなら、合格点といってもいい」

　なにしろフジテレビは１月２７日にスタートした新番組「アオハル」（日曜夜９時）が初回４・１％、先日１０日には３・３％と大苦戦で、早くも打ち切りの噂が流れている。この状況を“関西の女帝”が近い将来救う存在になるのか、あと１週間の“実験”が左右しそうだ。

（数字はビデオリサーチ調べ、関東地区）