テレ朝vs日テレで勃発 若貴兄弟“和解特番”争奪戦の行方

（左から）藤田紀子さん、花田虎上氏、貴乃花光司氏（Ｃ）日刊ゲンダイ

「断る理由などこれっぽちもない。一番は『若貴和解２Ｈ特番』。取材などの撮れ高の関係で厳しいなら『行列のできる法律相談所ＳＰ』内での３０分放送を想定して動きだした」（宣伝部関係者）

　当初は兄の花田と母親の紀子さんも理解を示し、話はとんとん拍子に進んでいたという。ところがこの和解特番企画は突如、暗礁に乗り上げてしまったという。

■花田虎上が抱いた疑念

「『女性セブン』に番組企画の概要をスッパ抜かれてしまった。この一件で兄の虎上が疑念を持ってしまったんです。当初から貴乃花の急激な変化に困惑していた兄は、つい最近まで『花田虎上氏』と呼ばれ距離を置かれていたわけです。しかも、これまで何度も虎上から弟に接触しようとしたが、そのたびに無視されてきた。そもそも、なぜ一方的に弟から絶縁されなければならなかったのか。確かに貴乃花を洗脳したとする整体師の存在も理解はしているが急激な変化に裏があるのではないか。誰かに唆されて接触してきたのではないかとあらゆることを警戒していた。特番についても正直、躊躇していたんです。そこにダメ押しとなったのが週刊誌報道です。何かうさんくささをかぎ取ってしまったのかもしれません」（事情通）