著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

花田家の未来は 6人全員が離婚経験&タレント活動にシフト

公開日: 更新日:

 同じ芸能ニュースでも、メディアによって扱い方が異なることがある。世間の関心度がどれだけあるかだが、タレントのネームバリューと提供されるネタが判断材料となる。

 元貴乃花親方と河野景子の離婚は一様に大々的に報じられた。横綱から親方にまでなり人気は絶大。最近は弟子に部屋問題で騒がせた夫と、元フジの看板アナウンサーの離婚。「一体、何があったの」と関心度が高くなるのは当然だった。

 そんな騒ぎも収まりつつあった矢先、今度は長男の花田優一(23)が離婚を発表した。両親の離婚と違い、メディアの対応も微妙だった。大きく扱うメディアもあればベタ記事もあったが、総じてニュース価値としてはイマイチ。

 優一はイタリアで勉強した靴職人という触れ込みでテレビに進出。当初、なじみの薄い靴職人の宣伝の一環と思われたが、景子さんの後押しもあってタレント活動にも本腰を入れ始めた。

 歌手か役者ならまだしも、おしゃべりするだけのタレント。「貴乃花の長男」という肩書を持つ典型的な親の七光。両親の話を聞くぐらいしか興味がない。活動の場も先細りだったのが、今度は優一が陣幕親方の娘と離婚。原因を優一の夜遊びと指摘するメディアもあるが、そもそも1年前に結婚したこともさほど注目されなかったカップル。離婚しても両親が絡まないと、関心度は薄い。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々

  4. 4

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  5. 5

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  1. 6

    カミソリをのみ込んだようなのどの痛み…新型コロナ「ニンバス」感染拡大は“警戒感の薄れ”も要因と専門家

  2. 7

    萩生田光一氏に問われる「出処進退」のブーメラン…自民裏金事件で政策秘書が略式起訴「罰金30万円」

  3. 8

    さらなる地獄だったあの日々、痛みを訴えた脇の下のビー玉サイズのシコリをギュッと握りつぶされて…

  4. 9

    参政党・梅村みずほ議員の“怖すぎる”言論弾圧…「西麻布の母」名乗るX匿名アカに訴訟チラつかせ口封じ

  5. 10

    辻希美“2億円豪邸”お引っ越しで「ご近所トラブル」卒業 新居はすでに近隣ママの名所