「紅白」司会者発表…“NHKへの貢献度”という過去の慣例を超えた巧みな起用だが
その根底にあるのが民放と作る番組の違いだ。
NHKにはドラマだけでなく民放と重なるような番組が少ない。民放の番組を取り上げても直接の影響は少ない。ドラマに特化すれば、民放のほうがNHKの恩恵を受けている。
大河、朝ドラの主演俳優を民放ドラマで起用するのが近年の流れだからだ。
「大河、朝ドラで主演を務めることは俳優の箔が付く。その後は民放が主演で起用する。俳優にとって2大ドラマ出演が目標と事務所も力を入れている」(芸能関係者)
実際、10月期のTBS系ドラマ「LOST10」に主演するのは、昨年の大河「べらぼう」以来となる横浜流星。
この流れを逆に行くのが今年の紅白。NHKが民放ドラマを利用した形だ。
テレビ関係者は「NHKが民放の今年の代表ドラマと認めたのが『VIVANT』だということ」という。
他局のドラマの宣伝に紅白が一役買った司会者の発表だが、肝心な司会がうまくいくかどうかの一抹の不安は残る。紅白はぎゅうづめの台本。型どおりに話せば、昨年の有吉のように、台本通りにしゃべることだけでいっぱい、いっぱい。


















