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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

中森明菜が完全復活 結果的に長期休養がその価値を上げたが、応えられるだけの資質を持っていた

公開日: 更新日:

 1980年代の歌謡界を席巻した女性アイドル。その先頭を走っていたのが松田聖子中森明菜だった。

 聖子は髪形、ファッションから“ぶりっ子”まで社会現象を起こした。対照的に明菜はアイドルらしくない謎を秘めた少女だった。

「当時は聖子に代表されるフリルやミニの似合う可愛い系のアイドルが主流だった。明菜はあどけない顔の中に憂いがあった。目力があり歌も大人じみていたが、歌唱力は群を抜いていた」と音楽関係者も驚きを隠さなかった。

 総じて女性アイドルはヒット曲も少なく人気のピークも3、4年ぐらいだが、2人は多くのヒット曲を出し息の長い人気は続いた。ファンも男女問わず幅広い層から支持されていた。

 スキャンダルも2人の共通項だったが、聖子は泰然自若。影響はなかったが、明菜は人生の大きな転機になった──。

 芸能史に残る悲恋、大手事務所からの独立と、さまざまなことが身の回りに起きた。

「明菜をサポートできるマネジャーがいない」と一時、業界から見放された時期もあった。個人マネジャーを付け活動したが長続きせず、荒れた生活も伝えられていた。

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