スマホ注文の「モバイルオーダー」はなぜ普及しないのか…マックやスタバでレジに行列ができる理由
最近、飲食店を訪れると、1人で店を回す「ワンオペ」に出くわすことが多く、人材不足を実感する。個人経営の店は言うまでもなく、チェーン店でも人材難は深刻な状況にある。
人手不足解消のために導入されたのが、スマホを使った注文システム・モバイルオーダーである。ところが、これだけ多くの人がスマホを持っているにも関わらず、モバイルオーダーはあまり普及していない。昼時にチェーン店に行ってみると分かる。「松屋」は券売機に、「マクドナルド」や「スターバックス」はレジに行列ができているのだ。
モバイルオーダーなら券売機と違って、自分のペースでゆっくりメニューを見ながら注文できるため、便利なように思われる。席を確保してから注文できるため、確実に座れる。ポイントがたまることも多く、ポイ活をしている人にとっては魅力的だ。これほどのメリットが多いにもかかわらず、なぜモバイルオーダーは定着せず、人はレジに並ぶのか。
■3秒で済む注文が1分かかる
モバイルオーダーが敬遠される理由はシンプルだ。単純に“モバイルオーダーが利用しにくい”からである。特に、チェーン店では口頭で注文したほうが楽で、早いケースがほとんどだ。

















