ファンリード 小林慶一社長（1）プロ野球に憧れた町工場の長男が父の急逝で家業廃業に直面

ファンリードの小林慶一社長（Ｃ）日刊ゲンダイ

　小林は、同社を選んだ理由を「経営者を輩出するという理念があり、経営に必要な数字の見方、管理の仕方などが学べて、コンサル先の社長の傍らで重要な意思決定に立ち会えるからです」と話す。

　漠然と家業を継ぐことも視野に入れていたが、新卒でエスネットワークスに入社後、しばらくして父親が急逝。事業承継の時間もないまま家業の廃業に直面する。　（つづく）

（ジャーナリスト・鈴木雅光）