著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

史実が浮かび上がらせる 開戦の通告が遅れた5つの問題点

公開日: 更新日:
布告なき戦争は東京裁判でも追及された(1946年5月3日)/(C)共同通信社

 通告なしに軍事攻撃を行ったことで結果的に日本の立場は著しく弱まった。この不始末はアメリカ側に徹底的に利用された。「リメンバー・パールハーバー(真珠湾を忘れるな)」が合言葉になり、それは現在まで続いている。コロナ禍を真珠湾攻撃に例えたアメリカ政府の関係者がいるように、80年近くも… 

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