著者のコラム一覧

宮田律現代イスラム研究センター理事長

1955年、山梨県甲府市生まれ。83年、慶應義塾大学大学院文学研究科史学専攻修了。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院修士課程修了。専門は現代イスラム政治、イラン政治史。「イラン～世界の火薬庫」（光文社新書）、「物語イランの歴史」（中公新書）、「イラン革命防衛隊」（武田ランダムハウスジャパン）などの著書がある。近著に「黒い同盟米国、サウジアラビア、イスラエル: 「反イラン枢軸」の暗部」（平凡社新書）。

トランプ騒乱の時代と中東、日本

米空母でついに死者…護衛艦たかなみは悲劇を回避できるか

公開日：2020/04/18 07:38　更新日：2020/04/20 20:13

中東へ向かう海上自衛隊の護衛艦「たかなみ」に乗り込む隊員＝２月２日、神奈川県横須賀市（Ｃ）共同通信社

〈これは、政治的な決断を必要としますが、しかし乗員の退艦は正しいことです。我々は戦時にあるのではなく、乗組員たちは死ぬ必要はありません。ただちに行動しなければ、最も信頼する資産である乗組員たちに対して適切な措置を施すことはできません。空母の限られたスペースの中では、ウイルスへの対…

この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。

(残り2,540文字／全文2,681文字)

【連載】トランプ騒乱の時代と中東、日本

前の記事全土封鎖のイスラエルエルサレムで7割感染の超正統派とは 2020/04/11 06:00
次の記事原油暴落で高まる不満サウジ王室は国民を道連れに破滅か 2020/04/25 06:00

この連載の一覧を見る

■関連記事

■関連キーワード

新型コロナウイルス