著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

シリーズ「昭和の亡霊・7つの戦時用語」(68)軍事指導者と連携した右翼言論人たち

公開日: 更新日:
美濃部達吉(C)共同通信社

 昭和初年代の政党政治が確固としたシステムと内容を作り上げていたならば、軍事機構に付け入る隙を与えなかったであろう。ところが議会では与野党の対立がまるで児戯のようなありさまを演じたり、金解禁を巡って百八十度もの違いのある政策をぶつけ合ったり、危急時にしては国民に納得のできる姿とは… 

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