極道エリート街道まっしぐら…弘道会系組員になっていた「ミナミのヒトラー」とその仲間たち
「店と少年の間でトラブルになり、店側が普段から世話になっている兄の義秀に相談。店長が少年を問い詰めているところに、深海ら3人が現れた。少年を脅していたのは義秀と野口で、マイクでどついたのは店長です。少年が本当に店の売り上げを盗んだのかは、はっきりしません」(捜査事情通)
■半グレ集団「アビス」のメンバー
深海容疑者は中学2年で非行グループ「大阪連合」を結成し、2015年「アビス」を設立。対立するグループを次々と襲撃し、「ミナミのヒトラー」と恐れられた。ナンバー2の野口容疑者や12人の幹部と17店のガールズバーを経営。わずか数年で従業員は120人を超え、府内最大の半グレ集団となった。
店は客からぼったくりを繰り返し、毎月5000万円を売り上げ、一部を神戸山口組から分裂した「任侠山口組」(現絆会)の2次団体に上納していた。その後、ケツモチを6代目山口組に乗り換え、22年には、組員となった義秀容疑者が、対立する神戸山口組の幹部宅に1人でカチコミをかける事件を起こした。
「以前のシノギはガールズバーだけやったが、今はみかじめ料なんかを含め、かなり手広くやっている。山口組の看板もあることやし、以前とは比べものにならんほど実入りもあるようや。シノギが厳しい中、これだけ金回りが良くて、派手にやっていれば上層部の覚えもめでたく、アッという間に幹部にのし上がるんちゃうか」(前出の捜査事情通)
かつては暴力団の資金源だった半グレが、裏社会を牛耳る立場になり、さらなる凶悪犯罪を巻き起こすかもしれない。


















