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スマホのトラブルから我が子を守る フィルタリング機能とは

 今や子どもがスマホを持つのが当たり前の時代。KDDIの調査によれば、スマホ浸透率は小学生が23.9%。中学生だと72.6%で、高校生では95.3%にものぼる(2017年10月末時点のau契約者においてスマホを契約または利用)。

 スマホには、通話以外にも遊びながら学習できるアプリなどが充実しているものの、親としては、我が子がスマホを介してトラブルに巻き込まれないかが心配だ。警察庁のまとめでは、2017年1~6月にツイッターなどの交流サイトを通じ、児童買春などの犯罪被害に遭った18歳未満の子どもは919人(前年同期比30人増)で、約8割が女子中高生。統計を始めた2008年から半期ごとの被害者数では過去最悪の数字だ。しかも、被害児童の9割以上が、被害当時は「フィルタリング機能」を利用していなかった。

 子どもにスマホを持たせている親なら、この「フィルタリング機能」はぜひ利用するべき。一体どんな機能なのか。

「フィルタリング機能とは、子どもにとって有害なウエブサイトを閲覧できないようにブロックしたり、不適切なアプリの利用を制限する機能のこと。スマホの利用時間そのものを曜日や時間帯で制限することも可能ですから、使いすぎ防止にも有効です。メールやSNSで子どもと連絡を取り合う親からは、いちいち制限・解除するのが煩わしいという声もありますが、機能のアップデートで不便さがどんどん解消されています」(ITジャーナリスト・井上トシユキ氏)

2つの独自機能で安心安全

 フィルタリング機能で“痒いところ”に手が届いているのが、KDDIの「あんしんフィルター for au」だ。2018年1月25日に提供が始まったアップデートでは、Android端末に加え、中高生に人気のiOS端末にも対応(iOS8.0以上)。これですべてのauスマートフォンに対応した。月額利用料は無料で設定も簡単にできる。さらには、au独自の機能も2つ追加された。

 au独自の機能として、通話・アプリの利用時間帯設定については、特定のアプリの利用時間制限ができるのは、3キャリアでauのみ。例えば、塾や課外活動で帰宅が遅い日は、通話やメールは使えるようにするが、アプリやゲームは利用できない設定といった細かい設定も可能だ。親が許可した相手先だけに発着信の制限ができる「通話相手先制限」機能もある。

「エリア検索」も3キャリアでauのみのサービス。基地局情報をもとに、子どもがいる周辺エリア(半径1キロ圏内)を表示できる機能で、子どもがどこにいるかが親の端末(PC・スマホどちらでも)で確認できる。子どもにはショートメールで、自分がいる位置を検索されたことを知らせてくれる。(※GPS衛星の電波受信環境により、情報が正しく表示されない可能性があります)

 ウエブサイトの閲覧制限については、「小学生」「中学生」「高校生」「高校生プラス」の4段階から設定できる。親のパソコンやスマホから、遠隔操作で個別サイトやアプリを許可・制限することも可能だ。子どもの依存が社会問題化しているSNSも、初期設定では前記の段階ごとに制限アプリが決まっているが、後から親はカスタマイズして制限できる。

 新シーズン前後は、スマホを待ちたいとねだる子どもが増える時季。安心安全にスマホを使ってもらうためにも、親子で一緒に相談しながらフィルタリング機能を設定するといいだろう。

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