「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

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 近年、急速に進む「年賀状じまい」。文具店などには「今年を最後に年賀状でのご挨拶を控えさせていただきます」と印字されているハガキや、スタンプも販売されていて、需要の拡大がうかがえる。

 年賀状印刷サービスの「フタバ」が11月下旬に実施した調査では、年賀状じまいをしたタイミングは5年以内が約8割。理由として、LINEなどの連絡手段の普及や準備の手間、印刷・郵送のコストが高くなったことが挙げられた。

 また、ビジネスシーンも同様で、今月上旬に実施された帝国データバンクの調査(1205社対象)では、「すでに年賀状じまい」をした企業は約6割という。

 来年の年賀状を準備しながら、再来年はどうするか悩む人も多いだろうが、伝え方次第では相手との関係がこじれる可能性も。SNSでは《新年早々、絶縁しますと言われて悲しい》《「このたび、環境保護の観点から……」って、何か年賀状出すこっちが悪いことしてるみたいじゃないか》《正月早々、気分が悪い》との声も多数ある。

 では、どうやって伝えるのが正解なのか。明大講師の関修氏(心理学)がこう言う。

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