岡田監督「つぶれたらどうする」「好きにせい!」下柳剛が10回148球でつかんだ最年長最多勝
2005年優勝 久保康生(当時・投手コーチ)
2005年9月29日の巨人戦に勝って優勝が決まった。
最終カードは10月5日、甲子園での横浜戦。コーチ会議で「最終戦は下柳に最多勝のタイトルを取らせよう」ということになった。下柳はそこまで23試合に登板。この年は、規定投球回には未到達だったが、六回まではほぼ安定した投球で優勝に大きく貢献してくれた。広島の黒田(博樹)と14勝で勝ち星が並んでいたベテラン左腕にどうにか「勲章」を与えたかった。
下柳は四回に2点を奪われ、阪神は六回に追いつくも勝ち越せない。七回の攻撃時に岡田監督が「シモを代える」と言いだした。シーズンの疲れから故障して、日本シリーズで使えなくなることを懸念したのだ。


















